The B-52's
Biography

 B-52'sは70年代末期にジョージア州アセンズから登場したキッチュでおバカ、且つインテリジェンス溢れるグループ。オリジナルメンバーはヴォーカル兼キーボードがソロ作も出しているフレッド・シュナイダーと、シンディ・ウィルソン&ケイト・ピアソンのビッグヘア女性コンビ、ギターがリッキー・ウィルソン、ドラムスがキース・ストリックランドの5人。80年にニューウェイブクラシック「Rock Lobster(56位)」がヒット、アルバムもベストセラーとなり人気グループの仲間入りを果たした。85年にはリッキーが死亡(数年後、死因はエイズであったことが明らかにされる)という不幸に見舞われるが、それでもエキセントリックでチープなステージがカルトファンに支持され続け、6枚目のアルバム「Cosmic Thing」からは今回の曲以外にも「Roam」や「Dead Beat Club」などシングルヒットを連発してついにメジャーシーンでブレイク。その後90年代に入ってシンディが脱退(それでもベスト盤のシングル収録時には一時復帰)し3人組となるが、BC-52'sと改名までして映画「フリントストーン 〜 モダン石器時代」のテーマ曲を担当したり、ジョージア出身つながりでREMと共演したりと相変わらずの個性を放っている。99年にはケイトがNinaというグループに参加、J-POPシーンにも登場した。(なかむら)


Hit List

'89 #3 Love Shack
 彼らの持つ派手派手なアプローチがうまく実を結んだ好ヒット。ドン・ウォズ+ナイル・ロジャースのプロデュースが話題だったアルバム「Cosmic Thing」からのファーストシングル。隙だらけのヴォーカル&演奏を60年代のサイケなダンスサウンドで味付けするという絶妙のバランス感が冴えている。歌の内容もラヴ・シャックはみんなが集まってパーティーできるとこなんだ、ってな能天気そのもの。思いっきり目をむいて歌うフレッドや、ゴーゴーダンス風に踊りまくるシンディ&ケイトが楽しめるビデオも曲にぴったり。こんなケバケバした下世話さこそがパーティーバンドとしての身の上。その使命を見事に果たしているこの曲のヒットは、カッコいいけどどこか無機質な感じのするダンスナンバーが量産された89年において異彩を放っている。



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