HARD TO FIND ORCHESTRAL INSTRUMENTALS II
(Eric)
年に1度か2度、思い出したように珍しいオールディーズ音源をCD化する
エリック・レコードの「Hard To Find」シリーズ。通算12、13枚目がリリースされた。
今回のテーマは“インスト・ヒット”。オーケストラ編で初CD化が謳われているのは以下の15曲。
Theme from 'Ben Casey' / Valjean (1962 #28)
The Long Ships (Part 1) / Charles Albertine (1964 #112)
The Day the Rains Came / Raymond Lefevre (1958 #30)
Beautiful Obsession / Sir Chauncey (1960 #89)
Theme from 'The Sundowners' / Felix Slatkin (1960 #70)
Chariot (I Will Follow Him) / Franck Pourcel (1961)
That's the Way with Love / Piero Soffici (1961 #59)
Theme from 'A Man and A Woman' (from the Motion Picture Soundtrack) / Francis Lai (1966)
Moonglow and Theme from 'Picnic' / George Cates (1956 #4)
Swinging Sweethearts / Ron Goodwin (1957 #52)
Song for Anna (Chanson D'Anna) (long album version) / Herb Ohta-San (1974 #104)
Nadia's Theme (The Young & The Restless) / Barry DeVorzon & Perry Botkin, Jr. (1976 #8)
Danny Boy / Sil Austin (1959 #59)
Trumpeter's Prayer / (Tutti) Camarata (1957)
One Moment In Time / Vienna Symphonic Orchestra (VSOP) (1989)
「初CD化」といっても“アメリカでは”という限定つきで、映画「男と女」のテーマとか「コマネチのテーマ」などは既に日本でCD化されているはずなので、新鮮味はやや薄いが、それ以外はなかなか“Hard To Find”なものが揃っている。
中でも珍しいのは、ジョージ・ケイツの「ピクニックのテーマ」だろう。競作となったモーリス・ストロス盤がナンバー1になったせいか、これだけのヒットを記録しながらケイツ盤はこれまでCD化されておらず、今回ようやく聴けるようになったのは嬉しい限り。私はこの曲がCDで聴けないばかりにオリジナルシングルを海外から取り寄せてしまったチャートコレクターを知っているが、その方は今頃さぞかし悔しい思いをしていることでしょう。。
それにしても1950年代の一時期、これだけ多くのヨーロッパのオーケストラがアメリカのヒットチャートに登場しているとは驚き。新発見だった。“Hard To Find”にこだわったせいか、マイナーヒットが多くて「ここら辺まではちょっと。。」という人もいるかも知れないが、純粋にイージーリスニング・アルバムとしても楽しめるのでご一聴をお薦め。なお当然のことながらこのCDには第一集もある。
曲目等詳細(発売元レーベルのサイト)