はまべ's Picks - May 2003

5.16 "The Horizon Has Been Defeated" - Jack Johnson
5.14 "The Remedy (I Won't Worry)" - Jason Mraz
5.9 "It's About Time" - Lillix

Lillix

Next Break
"The Horizon Has Been Defeated" - Jack Johnson 
R&R Triple A Chart #4↑ (Week Ending: 5/16/2003)
2003 (Moonshine Conspiracy)


 昔からかなり気になっていたこのジャケット。雨降らせすぎだよ、これ(ていうか滝?)。散水車をドラマなどで使用するのって結構金かかるらしい、ってある番組で言ってた。その人工豪雨(?)の中、雨合羽着て楽しそうにしてるのこの人がジャック・ジョンソン。メジャーデビューアルバム『Brushfire Fairytales』が一昨年出て、その中から「Flake」がスマッシュヒットとなった。

出身がハワイ州オアフ島、しかも波乗りのメッカ、ノースショアですよ。メジャーデビュー前はサーフィンやったりサーフ映画つくったり・・・。なんかとっても自由人です、この人。そんな自由人的嗜好が目いっぱい詰まった彼の音楽。ジャンル的にはAAA(トリプルA)あたりにくくられるらしく20代後半〜30代前半の女性向けターゲットのFM局でよくかかってそうだが、もっと幅広く受け入れられてもいいと思う。声と音が織り成す色彩音楽。映像と絡まることでさらに魅力を高めるタイプの音楽。しかし映像の後ろで音楽が流れているというよりむしろ逆で、音の後ろで映像が作られていくかんじ。この曲も非常に凝った音像で、不思議な浮遊感がついくせになってリピートして聴いてしまう。今週付けBillboardアルバムチャートで3位に初登場したメジャー2作目『On And On』からのカット。ハワイ録音だって。いいなぁ(何が?)。


Official Site→ http://www.jackjohnsonmusic.com/
(2003/5/16)


Lillix

Next Break
"The Remedy (I Won't Worry)" - Jason Mraz 
R&R CHR/POP Chart #41↑ (Week Ending: 5/9/2003)
2003 (Elektra)


 このEditor's Pick自体、スタッフがお気に入りのものを紹介していいというコーナーなんだから、「注目度アップな曲を紹介します」と言ってるこのNext Break自体も、その選曲は偏ったものになること必至だね(笑)。硬っくるしくレビュウなんかする気ハナからないし。(辞書を片手に必死にBioの英文を訳しながら)

というわけで今回はこの読み方がわからないJason Mrazさん。どうやら巨匠萩原健太さんもこの人の読み方がわからないらしく、ちょっとほっとしました。さて、彼はさまざまなページで語られてるとおりちょっと若手SSWのホープ ジョン・メイヤーに比較的近い感じのアーティスト。こういうあんまり気取ってないフツーな感じのあんちゃんシンガーが最近よく売れてる気がする。他に誰がいるの?って聞かれてもちょっとすぐには出てこないが。ひそかにデビューアルバム『Waiting For My Rocket To Come』は昨年10月に出ており、その中からこの曲がいま地味ーにヒット中。

久々に聞いたこの軽妙なノリ。サビまでがサード・アイ・ブラインドの「Semi-Charmed Life」みたくラップ調の早口メロディー。で、サビがジョン・メイヤーの「No Such Thing」みたく昇天系天国への階段型メロディー。もう、どう考えてもBreakoutに登場してぶっちぎり1位を取るためにつくられたような反則系ソングだ。もうちょっとヒットしないかな、これ。PVに登場する車のロゴが"MRAZDA"とかなってるあたり、結構笑いもわかる人と見た。

Official Site→ http://www.jasonmraz.com/
(2003/5/14)


Lillix

Next Break
"It's About Time" - Lillix 
R&R CHR/POP Chart #38↑ (Week Ending: 5/9/2003)
2003 (Maverick)


 Next Breakではこれからヒットしそうな曲、注目度アップな曲をRadio & Records のチャート(主にCHR/Popチャート)からピックアップして紹介していきたいと思います。

まず第1発目はリリックス。
CHR/POP 38位上昇中。マドンナのレーベルMaverickから出ていて怪しいな、と思っていたら、ああそうですか。やっぱりな。
「アヴリルのコピーバンド」ですよ。もうめっちゃアヴリル・ラヴィーンズって感じ。通な言い方しますと「The Avrils」(アイシャドウの濃さまで含めてナー)。まあ、「It's About Time」聴いただけですけど。何がコピーかってこのリードボーカルのちょっと人をなめたような歌い方とその声質ですよ。そして驚いたのは、”イントロでブハーっと一発かまして、Aメロで落ち着いて、サビでまたパワー爆発”といったこの曲のアレンジを含む楽曲の構成ね。

「Complicated」ぢゃん(苦笑)。
しかし、この曲のプロデューサーをチェックすると、謎が解けました。アヴリルのあのシングル3曲他をプロデュースしたマトリックス(Matrix)なんですね。こうやって一躍有名になったプロデューサー、ソングライターにはその後ガンガン仕事が舞い込んでくるので、まあアヴリルの次の仕事がこれというわけなんでしょうな。アルバムは5/27全米リリース。その中にはフィリップ・ステアー(No Doubt)、リンダ・ペリー(Pink, Christina Aguilera)、ジョン・シャンクス(Michelle Branch, The Corrs)、Glen Ballard(Alanis Morissette他多すぎて書けない)ら、超豪華製作陣による楽曲が目白押し。要はいいとこどり。CMではまだ「アヴリル・ラヴィーン絶賛発売中!」とか言ってるけど、もう次が来てますぜ、旦那。

あといい忘れてた。彼女たちカナダのバンドです。
カナディアン・インヴェージョン到来間近?(マジか?)

Official Site→ http://www.lillix.com
(2003/5/9)