| The In-Store Queen | ||||
| 店内女王 | ||||
| Apr. - Jun. 2003 | ||||
さてまたちょっとまとめてインストア報告を蔵出し。いま思い出す限りではなかむらが最初に洋楽アーティストイベントに足を運んだのはColor Me Baddが「Time And Chance」発売時のプロモだったからきっと活動歴は10年以上。凄いじゃん♪こめけん時代の会報に綴ってた活動報告って探せば出てくるかな。
5/24 Motor Ace HMV渋谷最近ちょっとひいきにしてる環太平洋系ロック。オーストラリアからの5人組。Dave GrohlやらOasisやら歌謡ロック系の人々から可愛がられてるようで。数曲演奏してくれたけどメロディアスでちょっとメランコリックな風合いの掴みのある曲が多いなってかんじ。なかむらも生「Carry On」はきゅんとしたよ。 5/24 Lisa Loeb Tower新宿この人は何度かナマで会ってる。しかし今回のキティちゃんとのタイアップはうざっ。どーも昔から作られたオタク臭がする人(実は視力よかったりして)だったけど、更に強化したのか?本来まっとうなシンガーソングライターなはずなのになぁ。また生「Stay」もやってたけど、根強いファン多いねぇ。 5/27 Natural HMV渋谷やっぱこれだけ気合い入れてプロモしにきている人々は女王としてチェックいれとかないと?この日は本来Kevin Lettau@Motion Blue Yokohamaにいってたはずなのに、とほほ。例によって自作うちわやパネル持参で集まる女の子たちの中に居心地悪そうに陣取ったなかむら。「将来の店内女王」たちもこーいうとこから生まれるんだから暖かく見守ってあげなきゃね。とはいえみなさん凄まじい文法の英語で書いてある手紙とか渡してたな・・・。 さてNaturalのメンバー5人。ファンのリクエストに応えたりしながら惜しみなく歌いまくってサービス満点。Nelsonカバーとかあるからはからずもなかむらまで一緒に歌えてしまう。GSっぽくてなかむらは嫌いな「Put Your Arms 〜」などオリジナル曲もやってた。握手会にも参加してみたけど声をかけると本当にみんな嬉しそうに目を見開いて「応援してくれてありがとう!」とか応じてくれるのでアイドルとしてのプロ意識を感じる。ファンは本気でアルバムを5枚買ったり高そうなTシャツをプレゼントしてたりと、何つーか、熱い。
5/29 Coheed And Cambria / Cave In 新宿リキッドルームMLでもなかむらがやたら参加者募ってたやつね。さすがに一人で3ペア分も当選してたら苦笑いで応対された。さてさて。最新作の「Antenna」がKerrang!で五つ星とったので(こ難しくないロック好きななかむらとしては「NME」や「Q」よりこっちが合ってる)期待して聴いたら、キレのいい楽曲がいっぱい詰まっててお気に入り。ライヴへもわくわくして足を運んだなかむら。 オープニング・アクトはCoheed And CambriaというNY出身の4人組。ヘヴィめのエモではあるけどカリビアン的ミクスチャーっぽさも感じられひとひねりあるバンド。ムサすぎフロントマンの意外な高音ヴォーカルもパワフルでオーディエンスの反応もなかなか好感触。
インターバルの後にいよいよCave Inの登場。Coheed 〜の後に観たせいかルックスはかなり繊細系に見えちゃう。でもしっかりした演奏はさすが若者バンドとは違う。気持ちよく音に身をまかせるなかむら。一緒に「Anchor」を口ずさんだりして充実のライヴ。でもアルバムの印象とはかなり違うなって場面が多かった。中盤のプログレかよと思わせるよーなばりばりのインプロヴィゼーションはみんな「いつ終わり?」モードで結局最後しーんとしてて「The end」って本人が言ってやっとオーディエンスが拍手、みたいな。ビミョーだったね。
と、またちょっとネタを残しつつ今回はこれで。
4/26 Atef Harim Tower Records 渋谷
Atefさんはエジプト出身のバイオリニスト。日本に来て10年近くたつわりには日本語が喋れないな・・・。でも日本の童謡に愛着を覚えるらしくこの日も赤とんぼの歌などを弾いてたよ。そう言われてみれば最初のヴァースの抑揚加減なんてのはバイオリン向けの旋律だよね。
5/3 Keiko Lee / Martin Taylor / Clementine他 国際フォーラム
この日は会社で「image 3」のチケットをもらったので行ってみた。いわゆる「癒し系」みたいな人たちが集まったってかんじ。なかむらはばりばりのポップリスナーなのでこのテの音楽に対して「癒されてたまるか」という姿勢で臨みがちなんだけど。
今回Martin Taylorは出番少なかったけど随所に機微を感じさせるプレイでなかなか好感。Clementineおばさんはコンサバなパンツスーツでその前の出番だったゴンチチ呼び出したりして歌ってた。外国人アーティストも全員MC日本語喋らされてたなぁ。この日は予定があったのでCleが終わったとこで途中で帰ってきちゃったんだけど、たぶんトリは昔Celineとつるんでたハカセタローという人だったのではないかと思われる。
5/6 Jennie Medin HMV 新宿
この人はCloudberry Jamのヴォーカルだった人。Cloudberry時代に一度会ってるが、何だか一回りでかくなって(結婚して幸せ太り)戻ってきたよーな。歌手活動も続けながら社会衛生学の博士号を取ろうとしてる才女。最初のソロアルバムの曲が高めのトーンの声で歌ってたから随分前と印象違うなと感じたけど「Nothing To Declare」を歌ってくれた時にはそうそう、このアルトヴォイス!とちょっと嬉しかった。他の新曲も雰囲気あるかんじでいい感触。自然体の素敵なライヴで日本の熱烈なファンたちも大満足みたい。
5/16 Churchills HMV 渋谷
いいかんじのメロディック・パンクバンドがまたまた登場。NY出身の3ピースバンド。今回ヴォーカルの弟?が参加してて4人で演奏してたけど。ルックスもなかなかイケててヴォーカルは微妙にMark McGrath風?でも色白でめいっぱい歌いきるからいつも首まで真っ赤になっちゃう。甘酸っぱいかんじの曲が多くてときめくわ♪
5/18 Sorry Bamba / Mamadou 日比谷公園
「アフリカン・フェスタ2003」で。Sorry Bambaはマリ出身パリ在住のアーティスト。どでかいひょうたんを半分に切って作られた楽器を叩きながら西アフリカの伝統音楽を歌ってくれたよ。ギター弾いてたMamadouさんは日本に長く住んでてMCもウケを狙えるレベルの日本語。大地を感じさせるゆったりしたリズムに浸れてピースフルなひととき。
5/18 Ephemera HMV 渋谷
その後渋谷へ移動して今度はノルウェーのアコースティック・ガールズ3人組。普段着かよとつっこみたくなるよーな学生チックな佇まいで優しくて暖かいメロディーを奏でる風景は何だか素敵。Sixpenceとか好きな人だったらハマるかも。実はCarnie Wilson風の人が一番美人。
今回はこんなとこで。では。
この日はインストア(屋外もあるけど)3連発だ。まずは渋谷スペイン坂にラジオ収録に来るKaciを観なくちゃ!とはりきる。15歳のKaciはCurb所属のアイドル。オチのない美貌はセカンドアルバムに先駆けて写真集を出す(日本だけか?)という謎のプロモ展開してきちゃってる。この日のKaciさんはおしゃれなチェック柄の入ったハンチング帽に黒のキャミソール。腕にはじゃらじゃらブレスレットつけてて健康的に日焼けしてるのがカワイイ。しかしセレブっぽいレンズがミラータイプの大きなサングラスを外さないので顔が見えないよぅ。この日は生歌も披露したようなのだがそれは聞き逃してしまった。スペイン語シングル(タイトルだけか)も出してたしUSブレイクも近い?
続いて恵比須ガーデンプレイス・センター広場でイスケルマ・ロックバンドMarko Haavisto & Poutahaukatのライヴを観た。フィンランドのムード歌謡っていうんでタルそーと思ってたら意外にロックしてる。といってもややロカビリー調ってゆーかLeningrad Cowboysあたりを思い出す・・・と思ったら。今回Aki Kaurismaki監督作「過去のない男」に出演しててプロモに来たみたい。Kaurismakiの音楽センスは独特の感性でたまらん。
続いて新宿HMVでMajorのライヴ。あまり観客が集まってなくて名前負けしてる?4人組のオーストラリア産バンド。Taxirideみたいにキャッチーなメロディーで元気いいサウンドが売り。Majorもやっぱりみんなでハモるパートが多いのがいいね。見た目と違って19〜23歳と若い4人、7曲くらい演奏してくれたよ。
月曜のDavid Gray招待ライヴはなかむらも行けるように3月頃からずっと画策してたのに、結局都合つかなくて招待券を泣く泣く手放してしまったの。各媒体で今日まで募集してるとこが多いみたいだし皆様楽しんできてね。ところで会社の人から同じく19日の南こうせつという人のコンサート招待券をもらえたが、「知らない人なので遠慮しておきます」とお断りしたところ周りの人から大問題にされてしまった。そんなにセレブなの?
2003.4.15
なかむらです。土曜日はbreakoutお疲れさまでした。
さて。長らく滞っていたライヴレポートを少しずつあげてかないとね。とりあえず新しいモノからでも。まずは土曜日にbreakoutを抜け出して出かけたSigur Ros@品川教会ライヴ。これは完全招待制liveで、年末に行われる予定だったのが来日延期で結局この招待状は年賀状とともに送られてきた。
で、会場。グローリア・チャペルという名のとおり牧師さん説教用のスペースがそのまま舞台になってて教会特有の長いベンチ(前のポケットに賛美歌とか置いてある)に座っての鑑賞。パイプオルガン?のパイプが両脇にがーっと立ち並ぶ天井の高いハコで上からの照明はなくて下(床)からの光。焚火みたいな照明も置いてて、ちゃんとメンバーはTシャツ着てバンド然としたカッコしてるのにドワーフ風の雰囲気がしちゃう。バックにはバイオリン系の女性が3人。で演奏がはじまると。一気に目の前に荒涼としたアイスランドの地が広がってくるってゆーか。別世界に連れてかれるかんじなの。Jonsiさんの清らかで荘厳なヴォーカルが響き渡ると自分が浄化されてる気分。でもでも。こういう音楽って眠くなってきちゃうわ、とライヴ前からアルバム聴いて心配してたなかむら。
ところが意外にロックっぽい曲ではドラムばりばりでバンドらしい盛り上がり感も見せてくれて。そうそう、ギターとかベースをバイオリンよろしく弓で弾いちゃったりするんだよ。最後にどんどんテンポ上げてってギター弾きまくりな曲では弓がめちゃめちゃしなって見えた。フルートが入る曲とか、オルガンが暖かいかんじの曲とか、そのテの民族色が入ったかんじの曲はやっぱかっこいいぞ。演奏しながら一人一人が舞台から去っていって最後にオルガンの人だけ演奏を続ける、みたいな構成の曲もあったり。ライヴ終了時にはバンド全員+バックミュージシャンがみんなで手をつないでおじぎ深々、演奏してる時は近寄りがたいかんじすらしちゃうメンバーもとってもいい人そう。いいステージみせてもらっちゃった。
まだ来日公演あるんだよね。期待していいぞ。それじゃね!
(meantimeメンバーの田鍋氏より翌日の東京国際フォーラム公演のレポートが届きましたので、そちらもあわせて紹介します)
行って参りましたSigur Ros@東京国際フォーラムC。行きの電車でなかむらさんの教会ライブレポートが携帯に入り、期待は膨らむ。ああ彼らの音を浴びたい。
19時5分過ぎ,オープニング・アクトはtakagi氏による電子ピアノ、キーボードによるプレイ。バックの大型スクリーンに映し出される映像を確認しながらの演奏にまあ淡々と30分過ごす。それからさらに30分インターバルがあって20時頃に照明が暗くなりついにショーが始まる。
1. intro
2. vaka
3. milano
4. ny batteri
5. gong
6. olsen olsen
7. njosnavolin
8. vidrar
9. hafsol
10.smaskifa
11.gitardjam
12.(stralfur)
13.svefn g englar
14.popplagid
15.outro
ステージの様子はなかむらさんの報告ほとんどそのままって感じ。Cホールも天井が高くて、照明は下からの光。行灯、あるいは灯篭のような照明が舞台に4つあり、この光は低音に反応して明るくなったり暗くなったり。メンバーはTシャツ着てあんちゃんバンド然なのに、まさにドワーフ風の雰囲気。バックにはストリングスの素敵な女性3人。思わず一人一人じっくり見てしまう(笑)。
ひょろーっと一際背が高いJonsiさんの第一声が奏でられると、いままでの雰囲気が一変、とても荘厳な感じ。曲が完全に終わるまで観客はシーンと静まりかえって思わず聞き惚れている感じ。前半は咳のひとつもできないようなクラシックのコンサートみたい。バンド紹介、MCは一切なし。ギターとベースはなかむらさんの報告どおり弓で弾きまくる。またベースをドラムスティックで叩いて弾いたりも。曲は基本的に静かながらも、ふつふつと湧きあがる情念が祈りへと昇華されてゆくような独特なもの。やがてショー(儀式?)が進み、その祈りが爆発して13.から14.、そしてついには15.のハードロック(?っていっていいいのかな)へとスパークする。いやー圧巻でした。となりのお姉さんは感極まったのか泣いている(笑)。遂には観客全員スタンディングオべーション、メンバー全員がみな横に手を繋いで並んで深々とお辞儀。これがなんと2度!皆拍手をなかなか止めませんでした。
いやー期待以上!もっと色々いいたいけど言葉にすると陳腐になるのでこの辺で。実は明日もまた観たりして。ではでは!
(という訳で更に翌日のライブレポートby田鍋)
14日の公演にはキングクリムゾンの面々も客席にいらしていたらしい。どうりで気合が入っていたわけだ、私はワカンナカッタけど。プログレ好きの人もこのバンドきっと気に入るだろうなぁ。
14日に続き15日もいってまいりました、シガーロス@東京国際フォーラムC。まあセットリストは14日のセットから「gitardjam」を抜いたものと同じ。今回は14日の鬼気迫る緊張感みなぎるステージより、ややリラックスした感じの感。14日はあまりの気合にドラムスティックが折れ、ドラムセットをぶっ壊していたりしたけど、さすがに今回は無し。でも「smaskifa」でのミラーボール2個による幻想的な光景の中「いよーーーーーー」って独特のJonsiさんの声は相変わらずだし、後のストリングス4人女性(3人じゃなくて4人でした。Jonsiさんの2メートル近い背の後に一人隠れていた)の美しい調べが前回に比べはっきりと聞き取れました。ちょっと細部にこだわったのかしらん。これはこれで魅力的なショーでしたけど、個人的には鬼気迫る14日のステージが良かったかな。まあまた来日したときはさらにスケールアップした彼らを見たいなあ、と思いました。
インストア報告の続き。4月5日(土)渋谷HMVでのDimitri From ParisのDJイベント。2階のアナログのコーナーを無理矢理クラブフロアにして(ただスペース作っただけだけどね)みたもののあまり人は集まらず。Dimitriさんが登場して唐突にマジンガーZの曲をプレイしはじめるので、何じゃこりゃ、と帰ろうかと思ったがこれってきちんとDimitriさん名義の新作からの曲なんだよね。今回は日本人が何人か参加してるみたい。Dimitriさんは黙々系のDJでたまにブースから消えたりしつつフロアのテンションを下げずに曲をつなぐ人。無表情で職人技勝負なDJってのは日本人的にはかっこいいかもね。DJ後のサイン会で(何だか身内が多いっぽい)漸くにやりとしてた。
続いて8日(月)新宿Tower RecordsでのDanny KrivitのDJイベント。こちらは20時スタートだったんだけどなかむらが現場に着いたのは20:40くらい。でもこちらはなかなかの盛況ぶりでDannyさんもご機嫌にターンテーブルをいじってる。わりと70sソウル的(非ディスコ)な盛り上がり選曲が多くて、ご本人も音楽に合わせ気持ちよさそうにしてる。Dimitriさんの神経質そうなDJスタイルに比べるとこちらは大らかとゆーかFatboy Slim的なパーティー気質が伝わってくるかんじ。結局21時ごろまでプレイしてたけど、その後のサイン会では21時半でもまだ人が並んでた。大御所ぶらずファンとも屈託なく接してたよ。
Paul Oakenfieldも来週あたりインストアやらないかな。じゃ。
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