| The In-Store Queen | ||||
| 店内女王 | ||||
| Oct. - Dec. 2002 | ||||
日曜日にまだ微熱があったなかむらだけどついインストア活動。まずはデンマークからやってきたフィドル&ギターのデュオHaugaard & Hoirup@タワレコ新宿。フィドラーの若者&音楽暦25年のギタリストでわりと年齢差ありそう。もっさりした男2人組というのも固定ファンを掴みそうだし?でも演奏ひとたび始めるとそこは実力派、鋭い弦さばき炸裂!それでも音はすごくあったかいの。2人の息もぴったりでお互い笑顔を交わしながらのパフォーマンスはこちらも楽しい気分になるよ。ケルティックなダンスナンバーもノリノリ。本日Virgin新宿でライヴ予定の(これも観たかったな)Eileen IversらとCeltic X'masというジョイントライヴがあるみたい。12月だもんね。
同じくタワレコ新宿で7時からはSlowphoのお2人のライヴ。ノルウェーからやってきた女性ヴォーカルのHildeさんとバックトラック担当の男性のユニット。ジャズ系のフェスに出てると書いてあるが、楽器を演奏してるわけじゃないしこれはクラブミュージックでしょう。Bjorkに例えられるというHildeさんのパフォーマンスだけどライヴでは終始低音ヴォイスでクールに歌ってた。どうみても東洋人ルックスの北欧人ってことで比較してるだけ?自分の世界で微妙な振り付けをしたりしてたけど演奏が終わるとにこにこしてて多少エキセントリックな印象が和らぐかんじ。日本はとにかく「トレンディ」に感じるらしくはしゃいでた。尊敬するアーティストはDavid BowieとMadonna、とめちゃめちゃポップ指向だ。でも後ろの寡黙な男性はBjorkとMassive Attackって言ってた。なるほどね。わかりやすい人々。
昨日はふと予約してたSUM41のニューアルバムがもう発売されてるのに気付いて渋谷に取りにいった(関係ないけど今出てるIN ROCKのSUM41来日記でHMVでハグしてる写真の女はおそらくなかむら。インストア女王をDerrickが警戒しながら伺ってるように見える)ので渋谷のタワレコでやってたVocal Samplingのインストア・ライヴにも立ち寄ってみたよ。この人々はキューバからのアカペラ集団で、美しいコーラスってのよりもっとパーカッシヴなリズム集団ってかんじの口楽器ワザのグループ。この日はINSPiという日本のアカペラグループとのジョイント。INSPiのリーダーは初めて見たアカペラのライヴがこのVocal Samplingで、絶対大学入ったらアカペラやるぞぉと決意したらしい。それじゃまさに夢の共演なわけね。で、INSPiが数曲やった後、リーダーのVocal Sampling紹介途中フライング気味にぞろぞろっと出てきちゃったメンバーたち。6人×6人がそれぞれ握手してていい雰囲気。
INSPiリーダーが「昨日ホテルでVocal Samplingが缶コーヒー飲むのにわざわざカップに空けてスティックシュガーを何本も入れて飲んでるのにびびってたら、ん?という顔をして更にまた数本砂糖を追加して飲んでた」とのエピソードを披露して(でもさほどデブな人はいないよ)いよいよVocal Samplingのステージ。これが!!ぶっとびのコーラスワーク。管楽器・打楽器類の音が完璧に再現できちゃってて「あり得ない!」と目をこらす人多数。それも技巧に走るってかんじじゃなくて、キューバ音楽の伝統をよく消化した躍動感あふれるパフォーマンスで。大地を照りつける陽射しが見えてきそーな陽気さで観客をぐいぐい引き寄せるステージは圧倒的。凄いっ!観客にもわりと高度なリズム感の手拍子やコーラスや振りを要求してくるけど、めちゃめちゃ楽しいので間違えたりしたって平気。MCもカタコトの英語は交じるもののスペイン語ばかりなのに何だか通じ合えてる気分になれちゃう。2曲やってくれた後にINSPiとの共演曲でフィナーレ。音楽に対する姿勢が叩き直されちゃうよーな体験でCDも即買いしちゃった。サインがついてきたけど、まるで小学生が初めて書いたみたいなよれっとしたアルファベットが並んでて笑える。
土曜日渋谷HMV。何と整理券番号1番をgetしてしまったSUM41のイベント。メンバーと一緒に新作試聴って趣旨でライヴないのが残念。とはいえなかむらこいつらのアルバム大好きなんだよねーっ。しかし久々に若者ばっかの客層のイベントでなかむらが最高齢かも。さて新曲ビデオをまずは流して(例の「もうBlink182とか数字系バンドは古い!今イケてるのはThe StrokesにThe Vinesに・・・ってことでお前らはこれからThe SUMSだ!」ってお偉いさんから言い渡されるやつね)4人が登場。思ったとおりちびっこいな。やんちゃ小僧ってかんじだ。で、オフ映像を流しながら3曲ほど新曲を聴いたんだけど「よりメタルっぽくした。メロディック・スレイヤーってかんじ」と言うわりには前作同様ポップな音作り。その後ファンと一緒にHMVフライヤーの表紙撮影をすることになり観客の中からSUM41が4人選出。なかむらは選ばれず。でもその後のサイン会ではいつもどおり4人の手になかむらの名刺を滑り込ませてきたよ。しかも全員とハグ(なかむらうまくタイミングが掴めなくて「ハグしていい?」とか許可求めちゃった)。男の子のニオイがしたわ。かわいいーっ。何だかいい夢見れそうななかむらなのでした。
続いてHolly Valanceライヴ@赤坂BLITZ。例の完全招待制のやつ。撮影OKなのでデジカメ抱えてる観客がぎっしり。思ってたほどオヤジで埋め尽くされてるわけではなかったが、女子高生っぽいファンもさほど多いわけではなく不思議な客層。司会者みたいな人が出てきてフラッシュ禁止の注意はあったものの全然守れない状態のままHollyさん登場。期待どおり黒のビキニトップが透けて見える網衣装。早速「Kiss Kiss」のパフォーマンス(歌ってないでしょ、おそらく)をマッチョダンサーたちを侍らせながら披露。Top Of The Popsでこの曲のステージを観た時には素晴らしい!と思ったけど、男性ダンサーたちと絡む時は床に寝ちゃうんだよね。見えないよぅ。でもダンサーたちかっこいい。お持ち帰りするとしたらSUM41より断然こっちだな。その後もう1曲エスニック風の曲を歌い踊った後に爽やかめの曲を2曲。Phil Thornallyのやつかな、最初のは。もう1曲は歌い出しきちんとしてたしダンスもあまりなかったので生歌だったかも?そして「Tuck Your Shirt In(この曲のぴきぴきした音って好きー)」でまずはライヴの部終了。また司会者が出てきて今度はミニ・インタビュー。美しいプロポーションを保つ秘訣は何?の問いに「今日も食事は2人前平らげてるし、努力しなくてもこの体型なのよね」とお決まりな答えがむかつくぜ。でも本人は至ってフレンドリーで日本も気に入ってるみたい。このくらい性格よければWilla Fordあたりでも日本でブレイクできそーだよね。その後抽選で2ショット撮影。選ばれた5人中4人が男性だったからやっぱ男性ファンのほうが多いのかな?それが終わるとまた「Kiss Kiss」のステージ披露。これにて終了。確かBillieもこのパターンやってたような・・・。
さてインストア報告。23日(水)はボーイズ・グループだっ!と言ってもクラシック。Boys Air Choirのみなさんです。渋谷HMVのイベントスペースにやや遅れながら到着したなかむらですが客層を見て「ん?」この人たちがボーイ・ソプラノとか聴くのかしら・・・と思ったら実はChristal Kayという女の子(後で見たけどめちゃめちゃ日本語うまかった)のライヴ会場だった。やられた!と思いながらクラシックフロアへ。するといました、英国少年達。客層もイケてない系女子高生やら金縁眼鏡かけたおばさまやらで今度は納得。しかしミニコンサートは終わってしまって「天使の歌声(それはシャルチャーか。こないだ親が必死で別れさせたDJの元彼に暴露本出されちゃうみたいだ)」聴けず。しかしトークショーで代表して喋ってる青年が初代ソリストのConner Barrowsと知ってびっくり!デカくなって。変声期を終えたのでChoirの指揮者だそーだ。この日率いてた少年4人ともにオフホワイトのニット+グレーのスラックスとお坊ちゃま路線まっしぐらなスタイル。「クラシック以外ではどんな音楽を聴くの?」の答えもみんな「ジャズを聴くこともたまにあります」的。しかし最年少?と思われるWilliamくんは「ラップでもいいものだけは聴くよ」とのこと。おっ。見ればWilliamくん着ているのもニットではなくパーカー(白)じゃん。ルックスも何となく「アバウト・ア・ボーイ」の少年みたいだ(映画ではMystikalの「Shake Ya Ass」がキーになってるよ)。Connerくんも「友達とバーやクラブに行ったりすればこの店の下のフロアでかかっていたような音楽(ポップね)も聴く」と苦し紛れ?に言ってた。その後のサイン会も長蛇の列だったがみんなで一生懸命サインしてる姿は宿題やってる小学生みたいだった。終了後もメンバーがそれぞれ熱心なファンと対談していたり(これ、「告白タイム」っぽい光景で怖い)と気さくなかんじ。実はこういう少年たちは真面目にファンレターに返事くれたりするんだよねぇ。ウィーン少年合唱団とか日本の女性ファンのおっかけ凄まじいもんな。
続いて24日(木)は数寄屋橋HMVのSweet Jazz Trioのインストアライヴ。スウェーデンはストックホルム出身の3人でギター/ウッドベース/コルネット(小さいトランペットみたいな形の金管楽器。これ担当のLasse Tornqvistさんがリーダー)という個性的な組み合わせのバンド。その名のとおり室内楽っぽくて優しい演奏を聴かせてくれたよ。Tornqvistさんはスマートな紳士風でかっこいい・・・と思ってたが1935年生まれなのか。20歳くらいは若く見えるぞ。しかし笑わない人だな。サインの時少しにこっとしたが昆虫的ルックスの人なので逆に怖かった。もっと笑わないのはベースのHans Backenrothさん。でも背が高いので(北欧系の人々って男女とも平均身長180cmくらいか?スウェディッシュ・ポップとかで売ってる女の子も会うとめちゃめちゃ巨大)挨拶するとき天井のスピーカーに頭ぶつけていた。笑わないこの2人はシャイなのね。ギターのMats Larssonさんはよくにこにこしてた。即興楽の教師の資格とか持ってるらしい。3人とも自然に生まれる流れの中でそれぞれリードをとっててさり気なく暖かみのある演奏姿勢が心地よいセッションでした。
今週末はまた2組のアーティストのイベントがあるので来週報告いたします。今度はちゃんとポップだよ。それではまた!
さて先週10日渋谷HMV。結局中村がNick Carterライヴ行ってきてしまいました。NickよりAaronのほうが100倍好きなのに。なかむらは某番組にお取り置きしてもらった整理券を6時までに受け取れと言われてたのに結局5分くらい遅刻。しかも番号13番ってめちゃめちゃ早くない?200〜300枚くらい配付で。行ってみると既に100番台の人が入場してるのでタイミング見計らって入ろうとしたが整理券もgetできずにいる人々を余裕でかわして入る時はちょっと優越感。しかし。ウザい女の子でごったがえす観覧スペースはとても居心地が悪い。しかもなかむらこの日健康診断で採血した後に顔色真っ青で帰社したりしてたので、こんな状況は危険。だってぶっ倒れたりしたら凄い熱狂的ファンみたいじゃん。とりあえず壁によりかかれるとこを確保して、ちょっとまわりの人間観察。実はイケてっぽい男の子もちらほら(彼女連れが多いけどひとり佇むヤツとかもいた)。女の子は年齢層ごちゃまぜ。子連れお母さんも怪しい女子高生もいたが、実はイケてる女の子も多くて「こんなスカしたカッコしててNick Carterファン?」と思える人々も多かった。しかしティアラ(お姫さまが頭に載せる冠ね)をつけたダサダサ女子高生とか、「SMAP」ってロゴのぴかぴか(?)を振りかざす女とか、怖いよぅーっ。
で。やっぱり本人が登場すると会場は野生の王国だ。叫ぶし泣くし。アジアでたまに死者が出たりするファンイベントはこんなかんじなのかと恐怖を感じるなかむら。それにしてもNick地声でこんなアイドル癖のある声なのか。耳障りだわ。この日はJ-waveの公開収録でDJの人がNickが9キロの減量に成功したことにやたら興味を示してた。確かに一時より見られるようになったかも。でもNickに何か日本語を教えよう!ってことになってなぜか「食べ放題」という言葉を教えることになってしまっていた。Nick気に入って連発してたよ。他にも「キテクレテアリガトー」などアイドル御用達日本語は既にマスターしていた。そしてバックにギター&コーラスの人がついてソロデビュ−曲「Help Me」を披露。バックスの時よりロックっぽくなったといってはいたがBBMak程度。それなりにきちんと歌ってるような感じにも見えた。この後もだらだらトークイベントは続いたが、だんだん場内の雰囲気を掴んできたNickさんは何度か客席にぽん!と飛び降りファンと交流。こーゆうことは極力避けてほしいなぁ。とあまりファンではないなかむらは思ってしまったが、なかむらも若い頃は「きゃあー!Bobbyーっ!!!(ってのはなかむらが高校生の頃夢中だった某アイドルだ。最近よく捕まる人。)」という反応をしてたな。と納得することにしました。確か後輩大内はまだUS人気が本格化しない頃のバックスに飛行機で会ったことあったんだよな?「セレブとしてのオーラみたいのを全く感じられなかった」って言ってた気がしたが、今回Nick Carterもファンでさえ「なーんか普通のアメリカ人の兄ちゃんてかんじだよねー」などとつぶやいてた。やっぱAaronほどのカリスマはないわ。
今回BBMakのイベントは行けませんでした。たぶん今Blueも来日しているはず。アイドルファンのみなさんは応援してあげてくださいね(←投げやり)。なかむらがレポートするとついこんな調子になっちゃったりするし。それではまた。
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