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LAを活躍の舞台とする3人組ポップロック・ユニットの第2作。95年のデビュー作の発表後,マニアックな選曲のEP『Wonderful World of』のリリース,映画『Austin Powers』への劇中バンドとしての参加,とカルトポップバンドとしてのキャリアを着々と築きつつあるのは頼もしい限り。いまだに「ビッグインジャパン」としてアメリカの音楽情報サイトで紹介されている彼らは,好事家の間でこそ知名度はあるが本国アメリカ,そしてこの日本でもまだまだマイナーな存在。だが,その実力には侮り難いたいものがあることがこのアルバムでわかる。倒錯の60〜70年代ポップが展開される中でリスナーは必ずどこかで共感を得られる瞬間があるはず。そのツカミがどれだけ上手いかがこの手のバンドの生命線なのだが,本作はそれを高い水準で保っている。もはや先輩ポップ職人らに近い実力があることは確か。今後はブレイクの常道,シングルヒットによって幅広い支持を獲得することが必要か。彼らには,名実ともにポップ職人としての地位を得る道が開かれている。(信沢)
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