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ここのところ,ソロアルバムでの活躍が目覚しいWinansファミリーから今度はCe Ceがアルバムをリリース。過去にセールスの華々しい実績はないが,実力は折り紙つきのCe Ceである。今作には旬のプロデューサーが多く参加しているが,呑まれることなく実に多彩なヴーカルワークをこなすという,嬉しい内容となった。Keith Crouchによる1,5は,打ち込みながらアコースティックなタッチと跳ねるビートが軽快な印象を与える。R&B色が比較的強いのは2,6のChakDaddy Babyboy E.Dawkによる作品。Ce Ceのヴォーカルに絡みつくビートがややヘヴィな印象を残す。Tony Richによる3は低音から高音部まで多色感のあるウイスパリングなボーカルは表情に変化があって飽きさせない。ズールー語を乗せ,アフリカンアメリカンとしてのルーツを醸し出した9,流麗なストリングスをバックにしたDaryl Simmonsによるラスト13はいずれもスケールの大きな楽曲に負けない壮大なスケールのボーカルが聴く者に説得力がある。アコースティックサウンドな響きを大切にした好アルバムである。(信沢)
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