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以前に2枚のアルバムをベルギーのレーベル、クレプスキュールから発売している彼女だが、このアルバムが本国アメリカでのデビュー作になるらしい。ジョージア州出身の30歳の彼女は、声と音楽を聴くと欧州系の美しい華奢な女性を思い浮かべてしまうのだが、実はジーンズのよく似合う典型的なアメリカン姉ちゃんだったりするのである(1989年か1990年に来日しており、そのライヴの時には、本人が出てきたのに スタッフと間違えてしまったのだった)。サウンドのほうも以前と変わっておらず、アコースティックなギターとピアノが中心の音に透き通るように奇麗な声が重なるところなどはそのままである。クラシックの教育を受け、教会音楽、ドヴォルザークやジョニ・ミッチェルから影響を受けたといい、家庭環境から生まれた繊細な感覚を表現している。いかにも欧州や日本受けしそうな音楽であるから、これがアメリカ・デビュー作というのは分かるが、なぜ今頃アメリカ・デビューをするのかは謎である。(常盤)
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