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KORNのジョナサン・デイヴィスの提唱でヘヴィ/ミクスチャー・ロック勢を中心としたパッケージ・ツアーであるファミリー・ヴァリューズ。本作は99年の当ツアーにおけるテイク集である。まずヘッドライナーであるリンプ・ビズキットはカンザス・シティ公演における4曲が収録されているが、静かに歌われるジェーンズ・アディクションのカバー「I
Would For You」や盛り上がりまくりの「Nookie」などさすがに存在感を見せる。KORNは「A.D.I.D.A.S.」と「Good
God」をメドレーで聞かせ、緊迫感たえぎらせるステージング。フィルターは「Welcome
To The Fold」での爽やかに展開しそうに見せ掛けてがなりまくるのが気持ちいい。プライマスは声質のせいか一番メロディアスで一緒にヘッドバンギンしたくなるような印象を受ける。ステインドも他アーティストに劣らずヘヴィな音満載の演奏に緩急のついたヴォーカルをのせていく。ヒップホップ界からはメソッドマン/レッドマンが参加しているが他のロック勢と共に聞いてもあまり違和感なく、観客のテンションも上がりっ放しだ。一方クリスタル・メソッドはブレイク・ビーツを取り入れたハウス的アプローチをそのまま再現しているが、同様にきちんと受け入れられている。ついこんな豪華なツアーが日本でも見れるといいのに、という思いを募らせてしまう。ジョナサンもリンプのフレッドもその気はあるようなので、いつの日か実現することを願いつつその日に備えて聞き込もう。(中村)
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