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TALVIN SINGH PRESENTS: ANOKHA - SOUNDZ OF THE ASIAN UNDERGROUND (1997, Island/Mango)


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 唐突だが、インド映画「ムトゥ・踊るマハラジャ」はやたら面白かった。ぜひ「てなもんや映画道」で取り上げてね。なにせ昔の歌謡映画よろしくやたらめったら歌って踊るのだ。しかもフルコーラス。そのときに歌われるヒンディー語の歌の節回しが、もう、どうしようもなくインド。さて、このアルバムは在英エイジアン(大部分はインド系イギリス人)によるダンス・コンピレーションで、「ムトゥ」の音楽担当者も名を連ねている。内容は“どうしようもなくインド”なメロディー・ラインにドラムン・ベースなどのダンス・ビートを組み合わせたような曲が大半。途中ノン・ビートの荘厳なストリングスの曲や素朴なアレンジの曲など、口直しというかヒーリング的なトラックも挟み込まれるが、全体としてはマッシヴな、あるいは独特のビート感覚で“どうしようもなくインド”な中近東風メロディーの解体を試みている。その結果、このコンピレーションでは、濃密なインドっぽさはやや抑えられ、むしろインド風音階がサウンドの味付けになったような仕上がりになっている。大音量なら熱風、小音量ならスピーカーに涼風が吹く不思議な感覚。(鎌田)


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