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前作『YONDER TREE』から3年。それまでその気はある(笑)とは理解していたが、あそこまでジャジーなアプローチをするとは思わなかったけど、出来は悪くなかった。今作は前作の延長線でありながら、いわゆるソフトバラードを中心とした作りになっている。ヒットチャートを賑わせていた頃のハイトーンシャウトではなく、優しく語りかけてくる。タイトル曲「SLOW LOVE」は、AARON NEVILLEさながらのソフトヴォイスを披露。新しいヴォイスアプローチをも試みている。98年12月末にBLUE NOTE東京で行われたライヴを見る機会を得たが、今作のジャケットとは異なり全盛期さながらの髪型(笑)とTシャツ1枚で、ヒット曲を熱唱する姿を目の当たりに見て非常に感銘を受けた。場所柄『YONDER TREE』『SLOW LOVE』のナンバーを中心かと思えば、その中から演奏したのは「SLOW LOVE」だけで(笑)、後は「BROTHER TO BROTHER」など往年の曲ばかり。久作の今一度の再発を切に願ってしまった。ロマンティックな今作は、ヴァレンタインに合いそうな好盤。(小松)
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