KEITH URBAN

GOLDEN ROAD (2002, Capitol)



 昔はオリヴィア・ニュートン・ジョンからつい最近はジェイミー・オニールまで、実は多くのカントリー・アーティストを輩出しているオーストラリア。しかし今の注目はこの人キース・アーバン。ナッシュヴィルに乗り込んだ当初はギタリストとしての出番が多かったというだけに、このアルバムもロック色がかなり強い。それもギターがドライブするハード・ロックといった感じで、この分野の先駆者であるケニー・チェズニーやブルックス&ダン以上の弾けっぷり。スケールの大きさに圧倒されるオープニングの「Somebody Like You」やパーソナルな「Raining On Sunday」といったシングルの出来も良いけど、アルバム中半分くらいを占める自作ナンバーに見られる、泣きのメロディとじわじわと盛り上がる構成が秀逸。ヴォーカル・リリック・サウンドそしてギタープレイと、多くの聴きどころのあるこのアルバム、「カントリーといっても実はロックなんだよ」なんて紹介の仕方は似合わない。「かっこ良いロック・ヴォーカリストだけどカントリー・ファンにもおすすめなアルバム」こう紹介したい。(松本)


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