t.A.T.u.

200 KM/H IN THE WRONG LANE (2002, Interscope)



 日本でも社会現象となったためもはや語りつくされた感があるt.A.T.u。一見何の変哲もないユーロビートにどんな秘密がこめられているのでしょうか?芸能記事をいくら読んでも答えは見えてこないので、ここは騙されたと思ってもう一回聴いてみましょう。1曲目の「Not Gonna Get Us」はUnderworldやChemical Brothersバリのブレイクビーツ。色物だと馬鹿にしていた人をノックアウトさせる。でその次は21世紀を代表する名曲「All The Things She Said」。他にもSmithのカバーとかバラード等もあって面白いんですが、ここで特筆したいのは8曲目のアンビエントソング「Stars」。思わずShakespears Sisterの名曲「Stay」を彷彿させるアカペラに近いヴォーカルから入り、怪しげな民族楽器をぴよよよーーんと鳴らし、変なRapに入っていくという、ヒーリングコンピに入っていそうな出来栄えです。ここで終わっていれば優秀な作品という事になるのですが、ロシア語バージョンなどのボーナストラックで薄めに薄められております。だから馬鹿にされるんだって。8曲30分で終わらせるくらいで良かったのに。(mz)


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