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MY PRIVATE NATION
(2003, Columbia) |

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このAlbumはオーディオの前で鎮座しながら大音量で聴くべき内容の作品です。非常に地味でフックも少ないけどいくらボリューム上げても全く耳障りにならない不思議な作品。楽曲の質はどれも及第点を上げられる出来栄えです。しかしRadioでたまたまかかっていたから気になるような、ポップマジックは残念ながら本作の中に収録されていない。ちょっと聴いただけでは前作と同じジャン、となってしまいます。ただでさえこの手のポップロックバンドは日本でもスピッツやミスチルを代表にうなるほどいるわけだし、わざわざ英語の曲で聴きたい人も少ないでしょう。ちなみに本作もKoЯn やSlipknotの仕事で有名なブレンダンオブライエンをプロデューサーに従えきっちり作ってきた3作目ですが、結局ヘヴィーになったわけでもなく、「Drop Of Jupiter」の延長線上にあります。もう少しお洒落なサウンドに行ったほうが日本人受けは良さそうだけど、『世界の車窓から』のテーマソングに使われたいなんて、本人たちは考えてないですもんね。(mz)
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DROPS OF JUPITER
(2001, Aware/Columbia) |

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全体の音がメジャーブレイクした前作に比べ太く、重たくなって胸をぐいぐい突いてくるのは必ずしもブレンダン・オブライアン(パール・ジャム、ストテン、ブラック・クロウズ等)がプロデュースを手がけたからだけではあるまい。前作のヒットで自信を増した彼等がそのバンドサウンドと、パット・モナハンのハイテナー・ボーカルと、直情的でいながら思索的だったり叙情描写的だったりするイメージ性の高い詞の世界にそれぞれ一層の磨きがかかった、そんな感じを強く受ける一枚となった。70年代前半のエルトン・ジョンの楽曲を彷彿させるようなドラマティックな曲構成とメロディが大当たりのヒットシングル「Drops Of Jupiter (Tell Me)」を初めとしてここには上記の3要素をうまくミックスした「She's On Fire」「It's About You」「Let It Roll」といった粒揃いの曲が並んでいて、メインストリーム・ロック・ファンには心躍る一時を届けてくれる。やや後半に行くに従い曲構成が単調となるが、物寂しげにトリを飾る「Mississippi」がうまくアルバムを締めている。録音風景を紹介するエンハンスト映像も含めて楽しくいい仕事を仕上げたメンバーの意気が伝わってくるのが更に好感。(阿多)
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