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昨年NYに来てすぐ、こいつのライヴを見に行った。実際はジャギッド・エッジの前座で持ち時間も20分ほどで当時既にヒット中の「I
Wish」を含む4曲ほどの一瞬ライヴだったが、その「隣のあんちゃん」的佇まいとは裏腹に腰の据わった歌唱力は見事だった。そう、確かにこいつは大器だ。パフィが鳴り物入りで売り出すだけのことはある。ただこのアルバム、一部専門誌が持てはやすほどの傑作だとは残念ながら思えない。マリオ・ワイナンズらバッド・ボーイのプロデューサー陣も手堅い仕事でヒットした「I
Wish」や「Summer Rain」など収録された楽曲もまあまあだが、ジョーあたりが持つ華やかさにも欠けるのがやや災いしたか、今ひとつ突き抜けるところがまだまだで、本作が2000年を代表する作品と言っちゃうとハッキリ言って「誉めすぎ」。しかしまだデビュー作だし、この才能があれば後は育て方次第で将来は大いに有望。だからカールよこれくらいで安心せずにもっと精進しろよ。パフィは落ち目だが君はまだまだ大きな仕事ができる。俺はそう信じる。(阿多)
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