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ロスで結成された4人組(女3、男1)のこれがサード・アルバム。デビュー当初はそのリズ・フェアーにも通ずるロウ・ファイ振りと、エキセントリックなヴァイオリンの音色を特徴にしたヘタウマ・ポップだったのだが、作を重ねる毎にバンドとして焦点が定まってきたようだ。正直ここまで充実したポップ作が作れるとは思っていなかっただけに、驚きながらも繰り返し楽しませてもらっている。やはり一番のポイントは「引き」を覚えた、というところだろう。やたらに音をかきならすだけでなく、たとえば一番の武器であるヴァイオリンもここぞ、というところで効果的に使っているし、曲毎にそのメロディーを最大限に生かすような楽器の使い方、アレンジがなされているのが功を奏している。それに演奏の「勢い」や「変さ」に隠れる必要のないほどの曲が書けているのも見逃せない。もともとはヴォーカルのアニー・ワーロンカーがソロ用に書いてあった曲だそうだが、その歌詞も含めて自分をさらけだすことでしか生まれてこない歌からは、ほのかな温もりが伝わってくる。(野坂)
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