MATTHEW SWEET

BLUE SKY ON MARS (1997, Zoo/Volcano)

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 ドラムスとプロデューサーのBrenadanO'Breinによるキーボード以外殆どの楽器パートは自ら演奏という実質的ワンマン・アルバムとなった6作目。かつてバンド形態で名作と呼ぶに相応しいアルバムを制作してきたことを知る者にとっては少し不安な気がするが、それは杞憂だ。ここで歌われているのはくぐもったラブソングでMathewらしい表現は変わっていない。B.O'Brienの舵取りが功を奏したのか、Mathewのセルフコントロールによるものかはわからないが、多重録音による閉じた雰囲気が感じられない(あくまでMathewにしてはの話)のがよい。ハードなブギー調ロックでシャウトする冒頭曲以下Mathewのボーカルはストレートだし、他人任せにしたドラムスは耳にラウドに響く気持ち良さ。今回短めの曲が多く、美しいソロ演奏がないのが残念といえば残念だが、その分シンプルな演奏とMathewの頼りなげなボーカルが味わえる。Mathew作品の中では美しさより荒々しさが前に出ているが、Mathewのラブソングを堪能するのに差し支えはない。(信沢)



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