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ブリット・ポップだ、ノエル・ロックだのと最近のイギリスの新人は没個性的で食指をそそられるものがなく、俺も年をとったのかと思ったりもしていたのだが、流石はクリエイション、こんなユニークなバンドを紹介してくれた。ウェールズ出身の5人組、元テクノをやっていたなんていうメンバーもいるくらいで他のバンドとはどこか一味違うのだ。キャッチーなポップ・ソングも泣きのメロディーを聴かせるバラードもあるし、コーラスワークもばっちり決める。でもどこか変。トラディショナルなものから、グラム、パンクまで色々なものを消化しているサウンド作りもなぜかちょっとずれている、このずれ具合が何とも絶妙で飽きさせない。変に奇をてらっているのではなく自然に出てくるものなのだろうが、ここにはどこにも属さない個性的で眩惑的な世界が見事に作り上げられている。ロックが本来もっていた反骨精神、久々にそんなものすら感じさせる頼もしい実力派の登場は今後にも大いに期待したい。(野坂)
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