STARSAILOR

LOVE IS HERE (2001, Chrysalis)
ここでこのアルバムが買えます  イングランド北部出身の4人組。99年はトラヴィスの「The Man Who」。2000年はコールドプレイの「Parachutes」。そして2001年はこれ。なんて言われてる記事を目にして、かなり期待して聴いたのだけど。まずはっきり言えるのは、このスターセイラーはトラヴィスやコールドプレイとははっきり毛色の違うバンドだということ。ボーカルがぐっとエモーショナルで、どちらかと言うと最近のU2 (がスローな曲を演る時)に似てる気がする。ジェームス・ウォルシュのボーカルは確かにただ者ではない。デビュー直後にいきなりレコード会社による争奪戦が繰り広げられたというエピソードも、わからんでもない。そしてこの独特の音楽的志向も特筆すべきだろう。別に何も新しいことはやっていないが、明らかにアメリカ音楽からの影響を受けている。バンド名の由来はティム・バックリーだし、当人たちもウイスキータウン大好きで、UKギターロックなんて殆ど聴かないと言っている。オルタナ・カントリーとアメリカン・ゴシックが大西洋を渡り、英国独特の様式美系の音楽と融合し、ソウルフルなボーカルが乗った、という感じか。ただ、彼らがトラヴィスやコールドプレイ級のバンドかというと、大いに疑問が残る。2001年の新人としては抜きん出た存在かもしれないが、このぐらいのバンドなら毎年何組か出てくるのがイギリスの底力だと思う。(しんかい)


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