STAIND

BREAK THE CYCLE (2001, Flip/Elektra)
ここでこのアルバムが買えます  フレッド・ダーストという人はどこまでも商売がうまい。あれだけクリードをバカにしておきながら、商売になるとわかると子分格のステインドをクリード・タイプに仕立て直して売り出した。パワー・バラードを先行シングルにするという定石通りの手法も当たってアルバムは大ヒット。まあクリードはそれ以上に売れてるけど。元はヘヴィ・ロックだったこのバンドを、アーロン・ルイスの歌唱力を生かしてメロディック・ロックに方向転換させるというコンセプトはある意味正しいし、実際完成度の高いアルバムに仕上がった。その割に聴いてて単調に感じるのは何故だろう。アーロンの歌に問題があるわけもなく、演奏もグルーヴ感のあるリズムに独特のメロディが乗っていてレベルが高い。問題のあるのは、ずばり構成力。アップ・ナンバーのアレンジがどれも同じ(ヘヴィなリフ〜静かなAメロ〜盛り上がるBメロという進行)で、せっかくのヴォーカルとメロディを生かしていない。スロウ・ナンバーがラジオで人気を呼んでいるうちは良いけれど、ライブ受けとか考えると、この手のバンドはアップ・ナンバーの出来が重要なんじゃないかなあ。(松本)


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