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アメリカでは、グループで成功した人がソロになってもバカ売れするのはむしろレアケースで、逆もまた然りだ。エミネム率いるD-12や、ネリー率いるセント・ルナティクスが瞬発力だけのセールスに終わったのも、別に不思議ではない。いや、むしろこの内容だったら、あの程度のヒットでも御の字だったと言える。
別に内容が悪いわけではない。が、決して良くもない。ネリーのソロ作にあったキャッチーさに欠け、彼らがライヴで見せてくれた絶妙のチームワークと躍動感も、ここからはあまり伝わってこない。正直言ってネリー以外のMC陣に魅力がない。実力は決して劣っていないのだが、何と言うか、味がない。ネリーのソロの前にこっちが出てれば、全国規模ではまったく売れずに終わっただろうし、偶然我々が耳にする機会があったとしても、ほとんどの人は気にも止めなかっただろう。
なーんて悪口ばっかり言ってたらちょっと可哀想かな。「Murder Dog」誌では年間ベストアルバムの10位に選出されてたりして、評価する人はちゃんと評価している。
ちなみにタイトルの「City」ってのはネリーのヒット曲「Ride Wit Me」でフィーチャーされていたシティ・スパッドのことで、これは今刑務所にいるネリーの弟のこと。だからこのタイトルは「自由な街」ではなく「弟を釈放しろ」という意味。(しんかい)
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