SQUIRREL NUT ZIPPERS

HOT (1997, Mommoth)

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 この前「RADIOLAND MURDERS」という1930年代のラジオ局を舞台にしたコメディー映画(主演メアリー・スチュワート・マスターソン)を見たのだが、本当にこうだったんだろうな、という雰囲気を伝える時代考証が見事で凄く面白かった。で、その中で使われていたような音楽、つまり20年代から50年代、まだロックという言葉が誕生するはるか以前のジャズやスウィングといった音楽を現代に甦らせているのがチャペル・ヒル出身のこのバンド。ほんとに90年代に作られたとは思えないこのサウンド、変に時代にすりよってロック的要素を盛り込んだりということもないこのスタイルの音楽がポップ・ミュージックとして広く受け入れられる(ビルボード・アルバム・チャート最高27位)というのは何とも痛快だ。男女交互にとるヴォーカルもサックスや弦楽器をうまくアクセントにした演奏もケレン味たっぷりで、生でみたら楽しそうだなと思わせる徹底したエンターティナーぶりが嬉しい。特にモノクロ映画のバックで流れていそうなムードたっぷりの女性ヴォーカル曲なんてホント最高。(野坂)



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