BUBBA SPARXXX

DARK DAYS, BRIGHT NIGHTS (2001, Beat Club/Interscope)
ここでこのアルバムが買えます  ルックスはもう本当に普通の白人のデブだ。同じ白人ラッパーということでやたら比較されるエミネムは、ルックス的にもスター性があるが、このババ・スパークスは本当に普通の兄ちゃんだ。しかもデブ。ビデオクリップは豚小屋で撮影だ。ティンバランドのレーベルからのデビュー。ティンバ健在を見せつけたシングル「Ugly」の強烈なイメージ。
 てな具合に、「キワモノ」「ティンバがべったりバックアップ」というイメージがつきまとう。しかしこのアルバムも実際にはティンバ製作曲は約半分で、残り半分はジャーメイン・デュプリ人脈のシャノン・フーチンズが務める(1曲だけオーガナイズド・ノイズ作)。もともとこのアルバムの原形は99年に同じタイトルでリリースした自主制作盤で、それはシャノンと製作したものだった。つまりティンバは、メジャーデビューが決まってから、レコード会社の人脈で後から入ってきただけで、彼がババを「発掘してきた」わけではない。だからこのアルバムにティンバランド・ブランドを求めてはいけない。むしろ、本当は音作りの面白さよりも、MCとしての実力で注目されるべき逸材なのだ。ハードコアな南部ラップ・ファンからも支持されているこの作品、意外と奥が深い。牛や馬の鳴き声をサンプリングしたり、ちょっとやり過ぎてる曲もあるけど。(しんかい)


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