SOCIETY OF SOUL

BRAINCHILD (1996, LaFace/Arista)

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 もう、皆さんにはオーガナイズド・ノイズというプロデュース・チームはお馴染みなことと思うが、これはその三人を中心に編成されたグループのデビュー作である。多分に思想的な背景を感じさせるグループ名は彼らの音楽性とも無関係ではない。70年代ブラック・ミュージックに主体的性格を構築しリスペクトされたC・メイフィールド、スライ、あるいはN・ホイットフィールド。クールなことが不穏な空気を感じさせ逆に秘められた怒りを象徴する彼等の世界を再現すべく、当時使用されていたワウワウ、フェンダーローズ、リズムボックス等の生音楽器を用いてオーガニックな音作りを行う。それに加え当時の思想までも解釈し直し現代に通用するものに再構築しようというのが彼等の方向であり、その試みはグッディ・モブ、アウトキャスト等のプロデュースで既にその極みに達したと思われるほど充実ぶりをみせていた。今回あまり新鮮味を感じないのはそうした実績故だが、彼等の目指す所を知るには好盤である。(信沢)



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