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ボーカルがデブで、ちょっと気持ち悪い。これが好き嫌いの分かれ目。音だけ聞いてればそんなのは関係ない、ってわけでもなくて、音にもそのちょっとしたひねくれ具合が現れている。サウンドはいかにも最近のアメリカ西海岸のバンドって感じで、速い、うるさい、メロディアス+スカ〜レゲエの影響。ドアーズをポップにしたようなモロ60年代サウンドの「Walking On The Sun」がエアプレイでは大ヒットになったが、アルバムの中ではあれは異色の曲で、他の曲はもっとうるさくて速い、今風のロック。ただ、「Walking〜」でわかるように、非常にキャッチーで印象的なメロディを書く。メロコア的な音は嫌いじゃないが、例えばグリーン・デイのようなまっすぐな、ひねりのないサウンドは物足りないという人にはうってつけのバンドだ。しかし最初の2週間ぐらいは年中聴こうという気になるが、分かりやすく、しかもなまじクセがあるだけに、飽きがくるのも早い。この馬鹿っぽいルックスは確信犯の隠れ蓑なのか、ほんとに単なる馬鹿なのか、次作を待って判断したい。(しんかい)
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