SISTER HAZEL

FORTRESS (2000, Universal)


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97年のヒット曲「All For You」ってみんな覚えてる?良い意味でアメリカの広大さ&田舎っぽさを表していた、素朴なギター・ロック。シングルだけ売れてアルバムが全然売れなかったので、もうこれで消えるだろうと思っていた。実際その後2年以上噂を聞かなかったし。そんなわけで忘れた頃に届いたこの新作、まあ売れたとは言えないけど、アルバムは100位 内に入ったし、シングル「Change Your Mind」もTOP40入りはしなかったけどアダルト・チャートではTOP10入りしたし、広尾のカラオケバーにも入ったし、状況を考えるとまずまずの成功作といえるだろう。実際、このアルバムは気合が入っていて、「All For You」の二番煎じみたいな曲はないにもかかわらず、このアルバムを買った人の期待を裏切らないレベルは十分クリアしている。たぶん彼らはもうTOP10ヒットを出すことはないだろう。でも、きっと地方のクラブで地道に演奏を続け、熱心なファンから支持されていくだろう。そんなことを感じさせてくれるアルバムだ。(松本)
...SOMEWHERE MORE FAMILIAR (1997, Universal)


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「All For You」が突然ポップチャートでヒットした5人組ロックバンドSister HazelもポストHootieの座を狙う存在の一つといえるのでは。なによりメンバーのルックスのオヤジ然としたところがHootieに通 じるし(?)、いい人たちっぽい雰囲気(尊敬するシスターの名前をバンド名にいただいてしまうなんて発想、普通 しないよね)も如何にもアメリカのメインストリームって感じ。彼らのメジャーデビュー盤であるこの作品は、歯切れの良いアコースティックギターのカッティングが耳に残る軽快なロックアルバム。ボーカルがちょっとBlues TaravelerのJ. Popperを思わせるようなクセを持っていて、それが彼らのストレートなロックを単調で一本調子な印象にならずに済ませている感もある。残念ながら今後のシーンを背負って立つようなメジャー感は持ち合わせていないが、彼らのようなグループが各地から数多く登場してシーンの底上げをしてくれれば、それはそれでリスナーとしては非常に嬉しいことだし、そういう点では充分評価できる内容である。(八亀)



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