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数年前はドゥルー・ヒルのリードシンガーとして、将来を嘱望されたシンガーだったなんて信じられないくらい、この2年で彼へのイメージは大きく変わった。今や単なるタレントである。いや、こんな言い方はタレントに失礼だ。確かに「Thong Song」はキャッチーでインパクトがあった。そのイメージでお茶の間に一気に進出、という気持ちもわからなくはない。しかし「きれいな姉ちゃん大好き」というキャラは、アメリカ中のほとんどの男性コメディアンのそれだ。つまり、ライバルは限りなく多く、お笑いのセンスで彼らに勝つのは、ほぼ不可能。今更こんなこと言うのも何だけど、彼はシンガーだ。それも優秀な。ドラゴンドラゴンと騒ぎ、水着の姉ちゃんとへらへら踊ってる場合じゃないだろう。基本的に前作と同じコンセプトのこのアルバム、多少音がリッチになっているけど、全然売れなかったし、シングルもヒットしなかった。「Dance For Me」なんてすごくキャッチーなんだけど。要するに飽きられたんだろう。あまりトレーニングをしてないのか、歌唱力にも翳りが見られ、得意のハイトーンのシャウトがうまく出ない。今ならまだ間に合う、初心に返ってシンガーとして頑張ってほしい。頼むよホントに。(松本)
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