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LAUNDRY SERVICE
(2001, Epic) |

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シャキーラ初の英語アルバム。結果的にある程度売れたのだが、シンガー・ソングライターとしての実力よりも、むしろセレブとしての華やかさの方で有名になってしまった感がある。それもこのアルバムの内容を考えればやむなしで、類型的ラテンポップの「Whenever..」をはじめ、バングルズ風の「Underneath Your Clothes」、クランベリーズ風の「Rules」など、キャッチ−ながらどこか一本調子の曲が多い。時に甘く、時に情熱的な変幻自在の彼女のヴォーカルは健在だが、やはり英語だと舌足らずっぽい歌い方になってスペイン語で歌うときの表現力には遠く及ばない。アルバムで一番ドラマチックなナンバーが、前作収録の英語版である「Eyes Like Yours」だというのも、昔からのファンにとっては寂しい限り。とはいえ「きれいなお姉さんが歌うポップ・アルバム」として聴くと決して悪くない。最近はセクシー&エキゾチックな雰囲気で売ってる女性ヴォーカリストも多いが、さすがに曲も歌もダンスもルックスもその辺のアイドルとは次元が違う。でもこのアルバムで初めてシャキーラを知った人は、ぜひスペイン語のアルバムも聴いてみてほしい。(松本)
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MTV UNPLUGGED
(2000, Sony Discos) |

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可愛いなあ。去年はじめて開催されたラテン・グラミー、一番可愛かったのはアギレラでもジェニファー・ロペスでもなく、彼女コロンビアの歌姫シャキーラ。とはいって彼女は可愛さが売りのシンガーとは全く違うし、いわゆるラテン・ポップという音楽をやってるわけではない。どっちかというとアラニス・モリセットとかの音楽に近く、むしろあんまり可愛いのはマズいだろ、って存在だったはず。そんな彼女の情念ヴォーカルはデビューした途端にコロンビア中を虜にし、その人気は南北アメリカ大陸に広まった。このアルバムは彼女の3作目ではじめてのライブ盤。前2作は充分なクオリティを持ってはいたけれど、必要以上にポップになろうとした打ち込み主体の音作りが中途半端で、彼女の魅力を充分生かしていないような気がしてた。で、アンプラグドの本作はこういった飾りが削ぎ落とされ、彼女の感情表現がダイレクトに伝わるようになった。既発曲がほとんどだけど、大ヒットの「Estoi
Aqui」をはじめどの曲もアレンジをがらっと変えている。オリジナルとの対比ができるだけに、彼女の素の魅力がいかに大きいかが感じられること、それがこのアルバムを聴いたときの最大の収穫だろう。(松本)
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DONDE ESTAN LOS LADRONES?
(1998, Epic) |

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98年から99年にかけてビルボードのラテンチャートの1位を独走した大ヒット作。「Ciega Soromuda」とタイトルを書かれてもわからないと思うが、きっと曲を聴けば「あーこれか」となると思う。ラジオやCDショップのBGMでさんざんかかってた曲だ。アラニス・モリセットの何が凄かったかと言えば、彼女は特別歌がうまいわけでもなく、むちゃくちゃ名曲を書いてるわけでもなく、美人でもない。ふつうの人だ。それでいて、カリスマ性があった。このシャキーラは、明らかにアラニスと歌い方が似ている。しかしそれだけでなく、その「静かなカリスマ」を感じさせる佇まいがよく似ている。地に足がついた、奔放でいながら堂々たる歌いっぷり。あまりにも大物に成り過ぎてしまい、(おそらく本人にとっては不本意ながら)今のアラニスが失ってしまったものを、彼女は持っている。プロデュースはグロリアの旦那、エミリオ・エステファンJr.。デビュー10年目ながら、世界配給はまだこれで2作目とあって、ちょっと「カッチリとまとめすぎた」感は否めない。前作は逆にバラバラすぎたので、今回は堅実に作ったのかもしれないが、エミリオはアメリカでの大成功経験をもってるんだから、こういう所でしっかりリードしてあげなきゃ。逸材としては素晴らしいので、プロデュース次第でいつでも「コロンビア人初の全米ヒット」の可能性有り。(しんかい)
98年12月のBILLBOARDラテン・アルバム・チャートで堂々と1位を獲得しているコロンビアのSHAKIRAの2作目。前作『PIES DESCALZOS(邦題:裸足のままで)』から2年。「ESTOY AQUI」は日本でも注目された。現在21歳(!)の彼女は前作のヒットから何を感じ取ったのか?注目された今作は、冒頭にも書いたようにラテンチャートで1位を獲得する。マーケットが彼女を受け入れた証拠だろう。ややかすれた鼻にかかった彼女の声はゆとりすら感じられ、また音の幅も広がった。ダンステンポからしっとりとしたバラードまで、ロック調の曲によってはALANIS MORISSETTE,SHERYL CROWにも通ずるイメージを感じさせる。いろいろな要素を盛り込んだアルバムといえる。1曲目「CIEGA,SORDOMUDA」が頭でトランペットからゆったりと始まったときはどうなることかと思ったが、すぐに聴きなれたビートが出てくる。シングル向きでしょう(国内盤は別バージョン2つ追加収録)。それと前作でヒットした「ESTOY AQUI」とそっくりな「QUE VUELVAS」はご愛嬌か。(小松)
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