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前作が全世界で2500万枚以上売れ、グラミー史上最多の9部門を受賞しただけにサンタナが次のアルバムでどこに向かうかはある程度歴然としていた。様々なアーティストとのコラボレーションを積み重ね、多様な世界を演出して行く事。果たして前作を数段上回るビッグネームたちとの共演となった。記録的な大ヒットを共に演出したロブ・トーマスは楽曲の提供にとどまり、新たなるメンバリング。そして共演者によって、カメレオンのように色彩を変える楽曲の数々。既に大ヒットした「The Game Of Love」は、新進ミッシェル・ブランチとの共作で、実にキャッチーなナンバー。キャッチーといえば、自分で書いたのにも関わらず、キャッチー過ぎて自分のイメージと異なるからとコーリングのアレックスにシングルを譲ったチャド・クルーガーとの「Why Don?t You & I」。ロブ・トーマスのメロディに、シールの深みのあるヴォーカルが染みる「You Are My Friend」。ラテンあり、聴かせるバラードありと果てはヒップ・ホップに3大テナーの雄、プラシド/ドミンゴまで登場するとういう賢覧豪華さである。さすがと思ったのはダイド。自作の曲を持ちこみ、サンタナのギターの中にありながら、しっかりと自分の世界を保っているところ。個人的には、コラボレーションも良いが、著名なアーティストではなく、彼本来のギターとリズムを形にした「Adomme」「Fu Fu」あたりの耳障りが良い。(小松)
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