THE ROOTS

PHRENOLOGY (2002, RCA)



 まさかこういう展開で始まるとは思わなかった。早5枚目となる本作は、Old Funkが好きな人はともかく、21世紀のTeenagerには受けないのでしょう。日本の洋楽ファンが入りやすいFUNK/Hip-Hopの入門本に特集が組まれるようなアルバムです。ああ、でもこれ好き。凝ったジャケットは人間が気持ちいいと感じる音を解明しきったような確信なのか?捨て曲もあるけどいい曲はほんと良くできている。もともとのこのバンドの売りは一切サンプラーを使わず生音勝負、スクラッチ音もスキャットでこなすというこだわり具合です。(かなりのテクニックなので、是非一度生で体感すべし)何が起こったのかはわからないが、本作はサンプリングだらけ(というよりは生音カバーかな)で、とっつきやすい作りになってはいる。踊れる・ノレルを意識したFUNKYな作風は私的にはWelcomeです。その犠牲になったのは今までの彼らの持ち味であった、育ちの良さが表れるようなBGMとしての聴き心地なんですが、新境地と思って素直に聴くべし。(mz)


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