ROBBIE ROBERTSON

CONTACT FROM THE UNDERWORLD OF REDBOY (1998, Capitol)


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 インディアンからエスキモーまで,所謂アメリカ先住民族の音楽家を招いて造られたアルバム。第三世界の音楽を自らの作品に彩りとして取り入れる試みは過去,幾多のロック系アーティストが行ってきたことでもあり,目新しいことは全くない。しかし,これがアメリカ先住民の音楽に光を当てたものであること,Robbie自身がインディアンの血を引くカナダ人であることからくる自己のルーツの探求心,こういった要素が他と異なる生々しい感覚を本アルバムにもたらしている。The Bandやソロ1作目の頃と異なり,非常に率直に自らのルーツをオープンにしているのである。またこうした部分だけでなく,,本作のもう一つの特筆すべき点であるHowie BやMarius de Vriesといったイギリスの先鋭的ミュージシャンとの共演を果たしている点からも,本作はRobbieの積極的な音楽的冒険心が表れたものといえる。実際,既存のものに例えられない奇妙な感覚の冒頭曲から,DJ Premierにリミックスされたラストまで,スリリングに迫ってくる聴き応えのあるアルバムだ。(信沢)


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