REEF

GETAWAY (2000, Sony S2)

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乱立気味だったUKのバンドが淘汰されてきて久しいが、リーフは前作「Glow」からわずか1年ちょっとで通 算4作めである本作を送り込んできた。実力で押しまくり+暴れまくりで観客の女の子脱ぎまくりのライヴに定評がある彼らのこと、いつでも期待どおりのロック・サウンドを届けてくれるはず。本作ではいきなり疾走感あふれるファーストシングル「Set The Record Straight」からの3曲でその予感が確信に変わっていく瞬間に出会える。ソウルフルな女性ヴォーカルをゲストに迎えてのレイドバックした楽曲群は「Give Out...」の頃のPrimal Screamに通じる原点回帰的なアプローチが感じ取れる。「Won't You Listen?」のストリングスを取り入れてシャウトする盛り上がり部も圧巻。「Pretenders」でのややヘヴィ・ロック的なノリでもきちんとリーフらしさが発揮できている。ゲイリー・ストリンガーのラフで骨のある歌いっぶりはやはりこのバンドのトレードマーク。アップナンバー意外でもスケールの大きさが感じられる。「All I Want」はまさにライヴ会場全体で大合唱したくなるような曲。「I Do Not Know What They Do」での雄叫び+張りのある演奏のテンションはまさにリーフならではの味わい。どの曲も躍動感あふれる作品になっていて、やはりライヴが見たいと思わせる。 (中村)
GLOW (1997, Sony)

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骨太。これ以外に表現は要らない。Paul Wellerを筆頭としてOcean Colour Sceneなど、オールドスタイルの無骨なロックを今更やっている連中、と馬鹿にされる反面 、けっこうなセールスも記録している。こいつらの場合とくにGary Stringerの吠えるようなワイルドなボーカルが味。ちょっと似たタイプを探してみたが、ロック系には全然思い当たらない。唯一ちょっと近いと思ったのは Wilson Pickettだが、でもだいぶ違う。とにかく開けっ広げな豪快さんという感じ。しかし。それだけじゃないんだな。同時にどこか苦悩というか陰の部分を感じさせるところは、さすがイギリス人。で、音は、さすがに馬鹿にされるだけあって(?)非常にオールドスタイル。ちょっと力任せの一本調子なところがあって、本人たちはめちゃめちゃ一生懸命やってるんだが、聴いてるほうはダレる。厳しいことを言えば、聴き手の興味を持続させるだけの楽曲ではない。でもこのパワフルな魅力は捨てがたいなあ。これ、アメリカで一生懸命ツアーして回れば、ぜったいウケると思うけどなあ。(しんかい)



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