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EVERYTHING YOU WANT
(1997, EastWest) |
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バックのサウンドはとても極上なファンクアルバムのそれに仕上がっている。子供のアルバムとしては不相応なくらいとてもよい出来だ。しかし、Ray Jは十代半ばということでまだ子供声故(これでもう声変わりしている、というのならそれなりに個性として評価も出来るが)ボーカルに粘りけというものが足りない。いくら役者もこなすとはいえ、その点はゴマカシが効かないようだ。これがもう少しあるとブリブリ・ファンク度のさらに高い作品になったのに、と思わせてしまうのが惜しい。演奏がその作品のファンク度を大きく左右すると考えている人は、これを聴くとボーカルのファンクネスもとても重要であると認識させられるだろう。本作の殆どの曲をプロデュースするKeith Crouchに対してはその貢献度大、といいたいところ。だが、欲張りなウォッチャーは、こんな子供にここまで自らのファンクネスのエッセンスを注ぎ込んでこれから先、後が続くのかしらという心配をしたくなる。(信沢)
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Ray Jのヒット曲「Let It Go」を初めて聴いたとき、Brandyの「Sittin' Up In My Room」以来のポップファンクの傑作だと思った。いやマジで。後で調べたら彼はBrandyの実の弟だということで2度ビックリ。恐るべきファンク姉弟である。この曲をフィーチャーしたデビューアルバムで彼はKeith Crouch他のプロデュースによる「こんなに若い(13歳)のにもうこんなにもユルくていいのか?」と思わせるような終始ユルユルのファンクにのって、オールドスクール風味のダル〜いグルーブを生み出している。お約束の姉貴Brandyとの共演「Thank You(カバーに非ず)」でも姉弟して全開ダラダラなファンクぶり。本当にこんなことでいいのか〜?で、当然のことながら僕はこのユルさが大好き。このアルバムをBGMにドライブしてると思わずアクセルを踏む足から力が抜けていくような脱力感を覚える。後続車からパッシング攻撃を受けること必至なこの感覚を13歳のガキに教わるなんて、まだまだ勉強が足りないようです。(八亀)
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