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CONVERSATIONS WITH QUEEN
(2001, Motown) |
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クイーン・ペンは、レイディ・オブ・レイジと並んで不幸なラッパーだ。レイディ・オブ・レイジは、発売のタイミングさえ逸しなければデビュー作を初登場でNo.1に送り込めたのに、すっかりG-ファンクの勢いが落ち目になってからのデビューとなり、全然売れなかった。このクイーン・ペンも、ほぼ全曲にテディ・ライリーが全面参加したデビュー作「My Melody」はヒットしたし、大ネタのサンプリング満載の楽しいパーティレコードだった。しかしいつの間にかMOTOWNに移籍し、テディ・ライリーの手をほとんど離れ、打ち込み主体となった今回、いかにも地味な作品になってしまった。寂しいぐらい話題にならず、売れなかった。決して実力に不足のある人ではないのだが、まあ世の中にこれだけラッパーが溢れてると、単に「手堅い」だけでは売れないのは、しょうがないだろう。発売から数カ月にしてワゴンセールコーナーで投げ売りしてしまうHMVもちょっと冷たいが、「前作は結構話題になったし、売れた」→「今回も売れると思って多めに入荷した」→「ところがどっこい全然売れないので在庫が余りまくり」という状況なのは想像に難くない。ボブの息子、スティーブン・マーリー参加曲なんか結構味わい深いし、悪い出来かというと、決してそんなことはないんだけど。(しんかい)
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MY MELODY
(1997, Lil' Man/Interscope) |
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BLACKstreet「No Diggity」でカチッとしたラップを披露していたTeddy Reily門下生のデビューアルバム。ポップ系を含めた大ネタ攻勢で正面突破を計ろうというこのアルバム、これではTeddy Reiley版産業ラップではないか。筆者の考案した「産業ラップ」、この言葉で言わんとすることはおわかりのことと思う。そして、産業ラップと聞いてSean "Puffy" Combsの名を連想できる人ならこのアルバムがどういうサウンドかおよそ想像がつくだろう。ただ、ここで救いなのは、同じ産業ラップでもCombsのプロダクションが持つネガティヴなイメージがないことだ。一連のCombsの作品、特に最近のものは成り上がり者の肥えた腹を連想させる安直感の拭えない大味で贅肉タップリ、つまりCombs本人そのままという印象がある。Combsはド下手なラップきっと勝てば官軍的な発想の持ち主に違いない。それに対してReileyは周りに媚びずにやりたいことを自分で納得できるように行う人間だ。、だからこそGuyも短期間で消滅したし、その後BLACKStreetなどでやや時代に寄り添うような姿勢をみせたのは意外だったが、ここまでやるとは期待はずれ。Reilyは期待されるものが大きいから仕方ない。(信沢)
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