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LAYIN DA SMACK DOWN
(2002, Loud/Columbia) |
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プロジェクト・パットの3作目。スリー6マフィアの準構成員というポジションもすっかり板につき、今回もファミリーの全面バックアップ。しかしどうも彼は地元メンフィス警察から相当執拗に狙われているようで、今回も前作に続いて新作発売直前の、プロモーションをしなきゃいけない時期に下らない罪で投獄された。雑誌での宣伝はそこそこ頑張っていたが、やっぱり本人不在ではプロモーションも限定的にならざるを得ない、ということで今回も大ブレイクには至らずに終わってしまった。
典型的なスリー6節のリズムを執拗なまでに繰り返すライム、もはや円熟の域に達しているジューシーJとDJポールが提供するトラック。ほぼ全曲がミディアムテンポの、同じぐらいのBPMで貫かれる。様式美と言ってもいい、スリー6マフィアの円熟の世界。まあ、そういうわけで、新鮮味は何もないので、結局のところファンだけが一通り買っておしまい、という代物ではある。それを突破して新しいスリー6ファンを開拓する役割は、スリー6本体の次作に期待することになりそうだ。(しんかい)
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MISTA DON'T PLAY - EVERYTHANGS WORKIN
(2001, Hypnotized Minds/Loud) |
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これが全米初登場4位である。おまけにちょっとコミカルな味がある曲とは言え、シングル「Chickenhead」がHOT100に入ってしまった。世も末である。いい意味で。2001年6月時点ではスリー6マフィア関連で最大のヒットとなっている本作。プロジェクト・パットはスリー6マフィアのメンバーというわけではなく、グループの中核メンバーであるDJポールの兄貴。ま、そうは言っても昔からずーっと一緒につるんでる連中だろうから、みんなでワサワサと参加している...のが彼の1stアルバムだった。今回はDJポールらがプロデュースを手懸けるが、それ以外のゲストがぐっと絞り込まれ、パット自身に焦点が当たった。インタビューでそのことを尋ねられた彼は「おう。だって、そしたらアルバムの売り上げは全部俺一人のもんだぜ。うへへへ」などと応えている。
内容はスリー6マフィアそのまんま。ユルめのビートに、ユルめのラップがのっかる。その、ダレない程度の絶妙のユルさが快感。アトランタやニューオーリンズといった、有名ラッパーを多く排出している土地ではなく、メンフィス一帯をシマとする彼ら。めまぐるしい音楽シーンから隔絶されたその田舎者ぶりが、逆に彼らに「独自のサウンド」を与えた。マダガスカル島にしか存在しない珍生物の如く、メンフィスからしか生まれない独特のユルい音。
アルバムのラスト。「Mission Impossible (Part 5,000,000)」というタイトルで、スリー6マフィア関連の新作の発売予告をだらだらとしゃべるだけ。ラップでさえなく、ただだら〜と喋ってる。この味。かなりマニア向けではあるが、スリー6関連としてはかなり分かり易いので、お薦めできる作品。(しんかい)
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