PRODIGY

FAT OF THE LAND (1997, XL Recordings)

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 日本の各音楽誌、全誌絶賛。表現も似ていて、「ばきばきと木をなぎ倒しながら驀進するデジタルロック」などと。しかしねえ。そうかぁ?確かにこれは「テクノ」よりも「デジタルロック」という呼称が相応しい。その点は正しい。しかし「木をなぎ倒して云々」などというのはロックしか聴いてこなかった人間の貧相な表現としか言いようがない。彼等の音は「木をなぎ倒す」とかいう肉弾戦ではなく、心理戦なのだということぐらい分からんかね?やっぱりアメリカでもウケているってことは、だいぶロック的に分かりやすくなってる証拠だと思う。ものすごい話題になったのはいいが、それでメディアに露出しすぎてしまったために「毒」とか「狂気」のイメージが薄らいだ感はある。この辺の微妙な変化が、今後の方向性にどう影響するか。「良識のある人は目を背けたくなる」ような存在のままでいて欲しいなあ。今回、そのバランスがちょっと危なくなってる気がする。(しんかい)



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