POPGUNS

ANOTHER YEAR ANOTHER ADDRESS (1996, Cherry Red)

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 とにかくついていないバンドなんである。88年のデビュー以来、レコードをリリースする度にその所属レーベルが倒産という不運に見舞われ、良質なポップ・ソングを作り続けているのに正当な評価をされたことがないのだから。本来ならエラスティカやスリーパーなどがいるポジションにいてもおかしくないのに。でもライナー・ノーツでメロディー・メーカー誌の名物記者エヴェレット・トゥルーが述べているように「愛さずにはいられない」バンドなんだよな。元ウェディング・プレセントのドラマーが結成した彼等の、これは初期の音源を集めた編集盤。紅一点のウェンディ嬢のヴォーカルを中心にしたごくストレートなギター・ポップ、なんだけどやっぱり曲がいい。個人的には数年前テレビで耳にして以来探し続けてきた超名曲「WAITING FOR THE WINTER」が聴けるだけで感涙もの。他にも人頭税反対アルバムに提供したBCRの「BYE BYE BABY」や10,000 MANIACSのカヴァーが収録されているのも嬉しい好企画盤。(野坂)



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