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アメリカ人の両親の元に生まれ、ルクセンブルクで育ったというブライアン・モロコ。彼がロンドンで学生時代の友人と再会し結成に至ったというバンドのデビュー作。シングルを重ねる毎にその評価を高めてきた彼等はブライアンの中性的なキャラクターのユニークさも相まってついに最新シングル「NANCY BOY」はナショナル・チャートでも初登場4位とブレイクを果たした。「僕たちの音はブリット・ポップじゃない。そもそもイギリス人じゃないんだから」と語るようにこのサウンドは今のイギリスのバンド達とはかなり質感が異なる。むしろソニック・ユースやピクシーズといったアメリカのギター・バンドからの影響がかなり強いと思う。かなり硬質でキャッチーさには欠ける音だし、シンプルなリフを積み重ねていくような曲作りはいささか単調のきらいもあるが、妖しげな緊張感を漂わせているその音のむこうにはまだ何か得体のしれないものがうごめいているかのような危うい魅力がある。大化けするか? (野坂)
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