THE PIXIES

DEATH TO THE PIXIES (1997, 4AD)

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 87年から91年までの活動期間に5枚のアルバムを出して解散した、アメリカのバンドのベストと未発表ライヴを組み合わせた2枚組アンソロジー。アメリカのギター・バンドながらイギリスの耽美派インディ・レーベルからデビューするなど、正体がわかりにくく捉えどころのない存在だったが、こうやって2枚のCDにまとめられると、時代の流れの中でどのような位置にあったバンドだったかが、おぼろげながら見えてくる。87年から91年というと、パール・ジャムの『Ten』とニルヴァーナの『ネヴァーマインド』が発表されたのが91年ということでわかるように、リプレイスメンツやスミサリーンズなどのギター・バンドとグランジの間の時期に、両者の橋渡しをした存在だった。活動時期がちょうどREMがメジャーに移籍してブレイクした頃だったため、日陰の存在になってしまったが、REMに劣らないセンスの良いバンドだったことを改めて感じる。ライヴはスタジオ録音とあまり変わらないが、パンクのような性急なビートが聞ける部分もあり、リズム・セクションがしっかり全体を支えているのがよくわかる。改めて聞く価値のあるアルバムだが、なぜか日本盤が出ていない。(鎌田)


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