ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK

PEARL HARBOR (2001, Warner Bros.)
ここでこのアルバムが買えます  2001年良くも悪くも話題となった映画「パール・ハーバー」。音楽面からは何と言っても主題歌を歌うのは上り坂キャリア驀進中のフェイス・ヒルというのが売り。曲を書いたのは「アルマゲドン」でエアロスミスの主題歌、「コヨーテ・アグリー」ではリアン・ライムスの主題歌を手掛けてきたダイアン・ウォーレン。プロデュースはシールなどの個性派アーティストを手掛けるトレヴァー・ホーンと今どきのいいカントリー楽曲に定評のあるバイロン・ギャリモア。これだけの才能が結集した結果が主題歌「永遠に愛されて〜パール・ハーバー 愛のテーマ(There You'll Be)」なのだが、期待されていたようなヒットには結びつかず肩透かしな結果に。スケールが大きく主題歌らしい曲なのだが、やはり映画の不振が影響?このサントラではフェイスの主題歌以外はハンス・ジマーによるスコア集。「Attack」や「December 7th」での緊迫感あふれるドラマチックなオーケストレーションは「ザ・ロック」「クリムゾン・タイド」などの男気映画でタッグを組んできたブラッカイマー&ジマーの得意とするところ。ソプラノ・シンガーのジュリア・ミゲネス、フィドラーのクレイグ・イーストマン等の参加もサウンドに華を添える。「Tenesee」「Brothers」などの静寂な曲でも彼ら流の美学が貫かれていている。聴けば聴くほどこの映画の大ヒット(「タイタニック」級の成功を狙ったという噂)にかけられた意気込みが偲ばれる。(中村)


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