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AUSTIN POWERS IN GOLDMEMBER
(2002, Maverick/Warner Bros.) |

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おバカ映画オースティン・パワーズも遂に3作め。前作のサントラはマドンナの主題歌がヒットしたが、今回は映画でもヒロイン役に大抜擢されたデスチャのビヨンセが初ソロ曲お披露目も兼ねて主題歌を担当。ネプチューンズのプロデュース作というのも話題だが、フォクシー・クレオパトラ役ということもあってかビヨンセの南部魂が随所に感じられる歌いっぷりが見事。同じく映画にも出演しているブリトニーはファレル・ウィリアムズを迎えて気だるく歌う「Boys」リミックスを収録。ドレーがリミックスしたストーンズの「Miss You」もビートが強調された仕上がり。ドクター・イーヴルにカバーされてしまった「Hard Knock Life」は元曲がモトだけにこんな使われ方されても仕方ないかも。オースティンのバンド、ミング・ティーは実はマシュー・スウィート&スザンナ・ホフスがメンバー。スザンナ・ホフスは旦那が監督なのでソロ曲も収録してて相変らずのロリータ声。なぜかサントラとなると呼び出されるダイアナ・キングは今回ソウル・フーリガンとUKロックやらされてたり。映画同様、お遊び企画としてそれぞれ楽しんで曲提供しているよう。(中村)
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AUSTIN POWERS
(1997, Hollywood) |

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最近の映画は油断がならない。「メリーに首ったけ」がラブコメではなく危険ネタ満載のコメディだったり、「キラーコンドーム」はバッド・テイストものではなく意外と社会派だったりと、宣伝や雑誌の情報を鵜呑みにすると思わぬ失敗をしでかす場合が多い。この「オースティン・パワーズ」も、60年代風俗をふんだんに取り入れた「ナック」のようなオシャレなコメディだと思って見に行くと手痛い目に遭う。基本的には、ドリフ次元の小学生ギャグが炸裂するメル・ブルックス的コテコテお笑い映画である。くれぐれもデートに利用する際には注意するように。しかしながら、このサントラにはお下劣ギャグのたぐいは一切入っていない(当たり前だ)ので、安心してご使用できます。このサントラのコンセプトは、バート・バカラックへのオマージュである。映画にもバカラックは劇伴演奏ネタで意味なく登場してる。とはいえバカラックは1曲ポウジーズと共演(!)しているだけで、残りはオールディーズとワンダーミンツを始めとするこだわり派ポップ・バンドの曲(カヴァー多し)。全体にラウンジ風のテイストがあって、オムニバス・アルバムとしても面白い。(鎌田)
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