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センセーショナルな強面ラッパー集団としてならした4人組の3作目。93年のデビュー作「Bacdafucup」発表当時は新鮮だった絶叫型ラップも今や過去の話。残念ながら2nd「All We Got Iz Us」はマンネリズムに陥って失敗作として注目を浴びずにセールスが果ててしまった。多くのリスナーには1stしか記憶に残っていないのだから彼らが5年ほどシーンから遠ざかっていたように感じられてしまうのは致し方あるまい。ということで久方ぶりに聴くOnyxのフロウは鋭く耳に響く瞬間もあるが,折角の絶叫調ラップも単調ですぐに飽きられる可能性が大だ。しかも,バックトラックにこのシャウト型ラップを消化できるような面白さがない。クラシックをうまく使った(10)など面白いものもあるのだが,全体の印象としてはトラックが凡庸だ。お約束の拳銃の発射音もシアトリカルでもリアルでもなく,空々しく聞こえる。トラックとラップが遊離しているので,両者の整合性をもっと取った方がいい。個性ある集団なので,見捨てずに次作での新展開に期待したい。(信沢)
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