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プロデューサーチームMasters At Workとして知られるニューヨーク出身の"Little"Louie Vega & Kenny "Dope" Gonzalezの2人による多種多様なダンスミュージックがミックスされた企画アルバム。70年代後半のディスコ、サルサ、ニューウエーヴ、ファンクから80年代ヒップホップ、ブレークビーツ、ダブなど多様な音楽の断片は彼等の幅広い音楽的ルーツを物語り、Vegaによる「多様な70年代」を表現するというコンセプトに基づいて集められたマテリアルにはカバーとオリジナルが混在。これらさまざな要素を違和感なく同居させ、さらにアルバム全体が一つの曲であるかのように構成した流麗な曲の進展が素晴しい。一方まばゆいばかりのゴージャス感に包まれたカラフルな内容を演出するゲスト陣が豪華絢爛。フィラデルフィアの著名なライター/アレンジャーVince Montana、ジャズのRoy Ayers、ラテン界の巨人Tito Puenteら中核をなす3人の他、ラテン/ジャズ/フュージョン/ダンス等のフィールドから多彩な人選。名前だけでスペースが埋るほど著名人が多数参加してお祭り的華やかさを形成している。 詳細な原文ライナーノーツは秀逸。(信沢)
何やら虎屋の練羊羹のような名前だが、ハウスDJチーム、マスターズ・アット・ワークの別プロジェクトで、ニューヨリカンとは、「ニューヨークのプエルトリカン」のこと。となれば思い出すのが、NYのプエルトリカンであるC+Cのロバート・クリヴィレス。去年出た12インチ3枚組『Robi Rob's Boriquan Anthem』もラテン魂炸裂で、『エヴリバディ・ダンス・ナウ!』も今や昔と思わせたが、これはもっと濃ゆいラテンの世界。リーフレットにいきなりレイ・バレットとの記念写真があって、オマエはパラダイス山元か、とツッコミ入れてしまうほどラテン人脈総動員。とはいえ、C+Cとか、同じプエルトリカンのデヴィッド・モラレスとか、そしてこのMAWも、その特徴は「初めにウタありき」だから、ブレイク・ビーツ入りのブーガルーからセンティミェント溢るるバラードまで、生音で心地よく聞かせて踊らせる。ガラージ好きもフリー・ソウル好きもどうぞ。(鎌田)
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