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アメリカに限らず世界的にシングルの売上が落ち込んできて、レーベルはアルバム主体のプロモーションに切り替えてきている。で、シングルを発売しないでアルバムを買わせようとする戦略がとられてきたんだけど、最近はこれも通
用しなくなってきた。そりゃそうでしょ、アルバム買ったらよかったのがシングル曲だけという経験を何度も積むと、リスナーだって不信感を抱く。さてナイン・デイズ。この手のバンドとしてはメンバーにキーボード奏者がいるのがやや異色で、TOP10ヒット「Absolutely
(Story Of A Girl)」でもピロピロとしたシンセの音が効果的だったが、アルバム1曲目から昔懐かしいニューロマを思わせるような「いかにもシンセ」な音で幕を開ける。が、その他の曲はいまどきのギター・ロックといった感じで個性に乏しい。たぶんアルバム聴く前からそう予想できた人は多いんじゃないかと思うけど。次のシングル「If
I Am」なんて完成度は高いし、がんばってプロモーションすれば、清潔感のあるヴォーカルやサウンドが個性として認められる可能性はあると思うんだけど。(松本)
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