NICOLE

MAKE IT HOT (1998, The Gold Mind Inc. / EastWest)



 ジャケットの茶髪ガングロ(当たり前だって)のもろコギャル的風貌で消費者にガン飛ばす態度が印象的。ミッシー・エリオットが見つけてきた御年まだ18歳(19になったかな)のシンガー兼ラッパーの登場である。レーベルはミッシーの会社ゴールド・マインドから。ここニホンではどうしたことか、ミュージシャン表記は「ニコル・レイ」となっている。同じワーナー・グループのニコル・レネに配慮したのかしら。ミッシーのレーベル第1号アーティストということだが、盟友ティンバランドがプロデュースに関わったのはシングルだけ。実際、音づくりはあっさり味のティンバ風とでも言うべき世界。世間では若手というかガキばかりが目立つR&Bの世界だが、それでもU-19ではこのニコルがもっともシリアスなスタンスを取っていると言える。ラッピンでは声の幼さがネックとなっているが、歌はさすがミッシー姉御の目の付けどころは確かで、表現力にはまだ発展の余地こそあれ、歌の陰影の付け方はメアリー・J・ブライジをしっかり眼中に捉えている。今後のプロデュース・ミスさえなければ相当なトコロまで行くでしょう。余談ながら、限定2枚組が出回っていますが、1枚はエレクトラのサンプラーです。(鎌田)


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