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「スティーヴィー・ニックスがアルバムを出した」。歴年のファンの方々からすれば、もうこれだけでお腹一杯なのではないだろうか。詳しい経歴の説明などもはや不要の、女Vo.界の大御所スティーヴィー・ニックスの7年ぶりとなるソロアルバムである。この間、フリートウッド・マックの再結成&ライヴ盤の発表(初登場No.1!)なんてのもあったので、それほどご無沙汰感はないが、それでもこのようなベテランのアーティストがしっかり最新作を出してくるのは、その往年の活動をリアルタイムで体験出来なかった私のような世代の人間にとっても嬉しいことである。音楽的に新しいことをやっているわけでもないし、往年の大ヒット曲のようなキャッチーさにも欠ける。しかしこれまで数々の男性リスナーをKOしてきた、あのダミ声は健在である(50歳を超えて更に低音になった感はあるが)。突出した曲はないとはいえ、シェリル・クロウが制作に参加した曲が半数を占めることもあり、それぞれの曲のクオリティは平均点以上だ。そしてアルバムのラストを締める荘厳なバラード「Love Is」は、サラ・マクラクランの歌う数々の名曲を生み出してきたピエール・マーチャンドの制作、そしてバックコーラスを御大サラマクが担当という、豪勢な一曲。これは聴くっきゃないよ!(小川ボ)
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