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NELLYVILLE
(2002, Fo' Real/Universal) |
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「カントリー・グラマー」でシーンに飛び出してから早2年、「Girlfriend」でのインシンクとの共演をはさみ、セカンドアルバムである本作をドロップしたネリー。ここからネプチューンズサウンド全開のパーティーチューン「Hot In Herre」、デスチャのケリー・ローランドを迎えての変化球ラップバラード「Dilemma」がポップチャートで長期に渡るナンバーワンを記録し、今やトップレベルのポップスターにのし上がった。「ネリー村」と称されたこのアルバムでは全米から全世界に愛されるようになった個性際立つネリーの歌フロウが全編に渡り時にハイピッチで、時に緩〜くうねりまくり。ややラップが歌よりになってきたようにも感じるが、全体を包む絶妙にハズした空気感は相変わらず。「Pimp Juice」などのダウン・ローな音感覚は他の人には出せない味わい。「On The Grind」も前作に即したビートが楽しい。またセント・ルナティックスのメンバーも随所でカオを出し、2大ヒットの後に「Air Force Ones」のようなナンバーを出してくるところが憎めない。元々「Dilemma」は当初シングルカットしていないのにラジオ主導で持ち上げられてしまっただけに本来売りたかった路線はまた違うのかも。いずれにせよ「Dilemma」はDJなら放っておけないだけのフックを持ちデスチャの運命をも変えてしまったハイライトトラック。ジャスティン参加曲もフックが目立ちすぎずにひんやりとした歌声がアクセントになりまずまずの出来。「Roc The Mic」でのマイクリレーもそれぞれ仲良さそうで好感。成功しても仲間を大切にし足元を見失わないネリー、ますます応援したい。(中村)
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COUNTRY GRAMMAR
(2000, Fo' Real/Universal) |
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南部はセントルイスから突然の新人登場。いきなりデビューアルバムチャート首位に送り込んだそのラッパーとはネリーことコーネル・ヘインズ22歳。アメリカ人にも聞き取れない南部訛りで地元をレペゼンした「Hot S**t Country Grammar」で全米はおろか世界中に「だうんだうんべいべ〜、よすりなれじろば」の強力フックをねじこんだ。アルバム・クレジットを見ても知られた名前はリル・ウェインくらい、ゲストの殆どが地元で共に活動してきたグループのセント・ルナティックスやご当地コメディアンなどでとことんホームメイド。さてネリーのラップだが、何と言っても歌うようなフロウが特徴的。何じゃこりゃ感と同時に一緒に口ずさんでしまいたくなるキャッチーな耳ごたえである。歌っぽいフロウを持つラッパーとしてはボーン・サグス・ン・ハーモニーが挙げられるが、ネリーの場合はよりレイドバックした方向でおとぼけ風味。MCハマーやメイスなどと比較するプレスもある。確かに作風的にはハイプっぽい印象も受けるが、自分の個性を信じてこれだけ一貫した作品をつくりあげたのは素直に評価したい。抑揚のつけ方が一律的なために「E.I.」のような曲が5曲くらいあったりするが「Rid Wit Me」でのメロウな展開やロック風の旋律を持つ「Utha Side」などのバリエーションも楽しめる。2000年の顔として数々のイベントでパフォーマンスを行い、なかなかステージング力もあるところを披露しているネリーの今後を温かく見守りたい。(中村)
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