|
オルタナティブ・フォークデュオ、マーマーズがリズム隊2人を加えて発表したロックアルバム。軽快なビートと可愛らしいボーカルに奇妙な歌詞と、女の子バンドだと思って甘く見てかかれば逆にこちらが酷い目に遭わされそうな、一筋縄ではいかない独特な作風がうかがえる。残念ながら彼女たちの以前の作品群は未聴なのでサウンドの変化についてここで言及することはできないが、オルタナティブ色の強いサウンドの導入は恐らく20代前半くらい(に見える)の彼女たちにとっては必然とも言える選択なのだろう。なおこのアルバムの半分をk.d.ラングがプロデュースしているのだが(メンバーの片割れが彼女のガールフレンドなのだそうだ)、彼女がアルバム「All You Can Eat」などで展開しているようなサウンドが聴かれるのは1曲(中で歌われている“She”とはk.d.のことなのだろうか)のみで、その他の曲では彼女自ら「ゴーゴーズ・ミーツ・ヴェルーカ・ソルト」と説明しているハードなサウンドが中心となっている。(八亀)
|