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彼女のCDを買ったのは、92年のデビュー・アルバムである「Precious」以来だから実に8年ぶりの再会。最近は、カットされるシングルやらアルバム収録曲に「Chante?s〜」と自分の名前を頂くことがあったので、なんとなく鼻について聴く気がしなかったのだが、久し振りに耳にしたサウンドは何とも垢抜けた「今風な」ものになっていた。過去、アルバム発表サイクルが3年・4年と比較的長かったのに対して、今作は99年の「This Moment Is Mine」から僅か1年での発表である事からも、彼女の充実ぶりが想像できる。本人がエグゼクティヴ・プロデュースを担い、支えるスタッフにも今をときめくジャーマイン・デュプリ、ジミー・ジャム&テリー・ルイスらがしっかりとバックアップ。R&Bチャートを賑わせたシングル「Straight Up」では、歌い・踊り、中堅の域に入ってきた33歳はどんどん若返っているようなノリ。全編を通じて流れる、J・デュプリのサウンドが心地よく、そこにシャンテお得意のバラードが様々な色合いを見せて曲間を彩っている。実はこのアルバムを手にしたのも某大手輸入CDショップで店内に流れている曲を耳にし、気に入ってしまったためにそのままレジへ直行してしまったわけだが、その曲はゆったりとしたバラードを切々と歌い上げる「Bitter」、後半のゴスペル調のコーラスが力強く映えてくる「Love?s Still Alright」。こんなアルバムが作れるようになったんだ。大人になったね、シャンテ。(小松)
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