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ヘヴィーDの秘蔵っ子としてデビューした前作では正統派のR&Bディーヴァ、というイメージだったのが、今回はジャケからしてシースルーの黒網ボディタイツ、ときた。ジャケでは他にも毛皮に身をまとったりなど、モニファ嬢、今回はクイーン・ビッチ路線で決める様子。アルバムを聴くとオープニングからあら懐かしやドナ・サマーの「Bad Girls」をベーストラックにしたアップテンポ・ジープ・ナンバーで、これがなかなかカッコいい。ただこの路線の曲はヒットした「To uch It」やアルバムの終盤を飾る「Bad Girl II」で要所を締めるのにうまく使われているが、アルバムの大半は正統的なスロウ・ジャムで占められている。もともとシュレールやフェイス・エヴァンスに通じる魅力的なボーカルスタイルの持ち主だけに、クイーン・ラティファのプロデュースによる「Fallin' In Love 」なんていう美しいバラードは特に映える。ただかように本作全体的なトータル感が今一だ。器用な人だけにそれなりの結果になっているが、この人はやはり正統派で攻めていって良いのでは、と思わせる一枚。(阿多)
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